内容説明
遠く離れたアフリカの地で、エボラ出血熱と闘うひとりの日本人女医がいた。患者に寄り添い、そして苦悩する人間愛を描く感動的な物語。
目次
第1章 感染(2013年12月10日イグの物語;2013年12月12日パリセントラル病院 ほか)
第2章 感染拡大(2013年12月20日パリ発;2013年12月20日バンギ着 ほか)
第3章 闘い(2014年2月5日二人の青年;2014年3月1日中央アフリカの各地 ほか)
第4章 拉致(2014年4月28日拉致の予兆;2014年5月1日明美拉致 ほか)
第5章 祈り(2014年11月10日看護師マリの死;2015年1月5日毒薬エルカンデュー ほか)
著者等紹介
三芳端[ミヨシタダシ]
昭和18年東京都に生まれる。昭和43年群馬大学医学部を卒業後、東京大学第三外科(現胃食道外科)、帝京大学溝口病院外科(昭和61年准教授に就任)などに在籍。平成14年横浜市青葉区にて開業、平成27年の継承後は、医療や趣味について執筆活動中(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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