内容説明
二十世紀末の社会主義体制崩壊の意味を改めて問う。
目次
講演・報告(ソ連の脅威とは何か;ゴルバチョフ書記長の新路線;変動する社会主義と現代の世界;東アジアにとってのペレストロイカの意味;ペレストロイカと新国際秩序 ほか)
論文・論説(文化の雪解けに政治改革を読む;知られざるペレストロイカ;依然、暗中模索続くペレストロイカ;「ヤルタ」から「マルタ」へ;震源地モスクワに跳ね返った政治改革のうねり ほか)
時代の回想(国際関係の中の日本と私)
著者等紹介
西村文夫[ニシムラフミオ]
1935年10月栃木県生まれ。東京大学教養学科卒業。(株)富士通信機製造(現富士通)勤務を経て法学部卒。同大学院社会科学研究科国際関係論課程修了(国際学修士)。(財)日本国際問題研究所研究員・主任研究員、在ソ連邦日本大使館調査員、静岡県立大学国際関係学部教授、宇都宮大学国際学部教授・学部長歴任(2001年3月退官)。この間及び2007年3月まで成蹊大学はじめ東京経済、学習院、東京、慶應大院、筑波大院、広島、早稲田、明治・同院、新潟産業、高千穂大学兼任講師、ソ連科学アカデミー社会主義世界体制経済研究所客員研究員、ロシア・東欧学会理事等歴任。現在、(財)民俗科学研究所及び池見東京医療専門学校監事(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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