内容説明
日本の航空史に名を残す冒険パイロットたち、彼らの活躍と人物像に迫る。
目次
第1章 安辺浩―シベリア大陸横断に挑んだ訪欧大飛行のチームリーダー(シベリア大陸横断飛行の計画と選ばれた飛行士たち;シベリア圏を飛ぶ;JALが飛んだモスクワ線)
第2章 後藤勇吉―太平洋横断計画の訓練中に墜死した若き天才的パイロット(決死の四飛行士;訓練開始;勇吉の「講演記録」より;もう一つの心配;事故はなぜ起こったか;勇吉亡きあとの横断計画;ハンドンとバングボーン)
第3章 中尾純利―国産機で世界一周飛行に成功した「ニッポン」号機長(いざ太平洋へ;中・南米大陸を飛ぶ;中尾機長の人物像と晩年)
著者等紹介
吉田和夫[ヨシダカズオ]
1932年京都生まれ。1956年9月神戸商船大学(現・神戸大学)航海科卒業。10月日本航空(株)に航空士要員(フライトナビゲーター)として入社。航空士を経て1966年ボーイング727型機長、DC8型機長、1974年ジャンボ機(B747型)機長、操縦教官、主席操縦士。1989年9月運輸大臣表彰。飛行時間16,156時間。1992年9月定年退職(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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