内容説明
人は自我に囚われていることに気づかない。心が自我を離れる時、遮るもののない世界がそこに果てしなく広がっている。それを知らぬまま、人は一生を終えるのだろうか。
目次
アナログからデジタルへ
初めての海外体験
欧米文化とゲルマン民族
古代ゲルマン人の歴史的資料
西欧文明の夜明け
スコラ神学、或いは知識としての宗教
アリストテレスとゲルマン人に共通するもの、それは物の観察
近代的自我の確立
見えぬものを問う
南米での臨死体験と『正法眼蔵』
西洋と東洋の思想を比較して
もう一つの臨死体験
少年時代からの思い出
社会人になって
人間とパターンについて
終わりに
著者等紹介
久保博孝[クボヒロタカ]
1934年生まれ。関西学院大学経済学部卒業。欧州と北南米を一人旅し、印刷会社の経営を引き継ぐ。1985年、UNIXとLISPでテキストと画像データの一括情報処理をプログラム化(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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