内容説明
定年退職が身近に迫ると、職場で、家庭でなにが起こるのか?退職後の自分の経済的感覚はどうなのか、趣味や友人についてどうあればよいのか?揺れる心が毎日を不安にすることがないように心の準備をしておこう。著者が遭遇する内部と外部の時間的、心理的変化をあるがままに見つめた必読のエッセー。
目次
序章の詩
定年延長
車を買うのは最後の機会
定年退職と年金
ほかにも同志が
学生の配属と進学先
加齢に伴う症状
教え子たちの退職記念パーティー
退職後に絵が描けるか
外反母趾とウォーキングシューズ〔ほか〕
著者等紹介
奈良町亡羊[ナラマチボウヨウ]
1939年長崎市生まれ。1953年、三菱長崎造船所入社(技術学校入学)。1969年、大阪大学工学部助手、講師、助教授を経て、1994年、豊田工業大学教授。2009年、奈良先端科学技術大学院大学客員。1975年、ベルリン:フリッツ・ハーバー研究所客員。1992年、東京大学客員。2007年、ボン大学客員。受賞・表彰に、熊谷記念真空科学論文賞、応用物理学会賞、日本表面科学賞、同上功労会員、応用物理学会フェロー(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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