内容説明
自己とは何か、自己と死はどういう関係にあるのか?常にわれわれの身近にありながら、決して経験することのない自己の死―。
目次
第1部 死についての断想(他人の死;死と哲人たち;宗教、哲学、科学;自己の死;死をみつめる;死の恐怖の本質;死と眠り;死は実態ではない;死は別れのとき;死生観の学;自己とは何か;価値の問題;時間の問題)
第2部 永遠の相の下に(我の自覚史;原爆;歴史;死の哲学)
ミューレン素描
著者等紹介
西牟田久雄[ニシムタヒサオ]
1922年長崎県に生まれる。1949年旧制第五高等学校卒業。1955年東京教育大学大学院哲学研究科修士課程修了。1958年法政大学社会学部非常勤講師(外書購読・露語担当)。1966年本州大学経済学部助教授(倫理学担当)。1974年長野大学(本州大学改称)産業社会学部教授(倫理学・現代思想論担当)。1976年東京電機大学理工学部教授(哲学・倫理学担当)。1992年同大学同学部退職(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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