郷愁―リスボンの長い坂

郷愁―リスボンの長い坂

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  • サイズ B6判/ページ数 292p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784862233448
  • NDC分類 293.69
  • Cコード C0026

内容説明

今も残るポルトガルの大航海時代の遺産跡に繰り広げられる素朴な人間ドラマ。

目次

リスボン―西の果ての古都
リスボン・スポーツ・クラブ―最初に出会ったポルトガル人と日本人
サン・ジョルジュ城―素朴な日本人観
ジェロニモス修道院―悩める鑑定士
ベレンの塔―リスボンの女王
アルファマ―リスボンの長い坂
ファドの夜―アマリア・ロドリゲス『暗いはしけ』
エストリル、カスカイス―リスボン郊外の魚割烹
シントラ―避暑地の別れ話
ロカ岬―余生を楽しむイギリス人夫婦
ケルース―秘書の優雅な生活
マフラ―親の悩み
サンタクルス―放浪の作家・壇一雄と女子大生
オビドス―火宅の人
ナザレ―リスボンの女友達
ファティマ―神に仕える日本人
コインブラ―若い神父の悩み
アベイロ―女社長と日本人柔道師範
エボラ―エビータという名の女性
モンサルト―ポルトガルの一番美しい村
ポルト―巡礼に生きる日本人夫婦
アルガルベ地方 ファーロ、サグレス―単身赴任者の隠れ場所
リスポン余話
リスボン雑話

著者等紹介

塚谷正彦[ツカヤマサヒコ]
1940年北海道函館市生まれ、小樽に育つ。1962年北海道大学経済学部卒業 伊藤忠商事(株)入社。10年余貿易・海外業務に従事。1974年ブラジルに工場設立、経営者として7年間サンパウロ駐在。1980年伊藤忠商事(株)秘書室勤務。1983年伊藤忠商事(株)ポルトガル・リスボン支店長。1986年伊藤忠グループの人材斡旋会社(株)キャリアプランニングセンター入社。1998年(株)キャリアプラザに改称と共に常務取締役大阪支店長。2001年キャリアプラザ研究所設立。2002年キャプラン(株)に改称。キャプラン研究所所長。2003年3月キャプラン(株)退社。4月関西の数大学で「就職指導講座」で教鞭をとる(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

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Christena

8
元商社のリスボン駐在員が、3年間の滞在で訪れたポルトガル各地の思い出を、帰国後20年経ってから郷愁に駆られて書き出したエッセイ。滞在していたのが1986年までということで、かなり古めの情報だが、ポルトガル人の気質や現地のゆったり流れる空気を感じることができて、5月にリスボンに行くので参考になった。2018/03/24

hakodadi

1
リスボンに商社マンとして駐在した著者の見聞を小説風にアレンジ。リスボン他、ポルトガルの町が多数登場し、軽い旅行エッセイとしても読める。一方で、歴史や民俗への洞察はやや物足りないし、小説としてもやや散漫。2012/11/25

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