内容説明
スペインに抱かれた世界文化遺産、アルハンブラ。イスラム教徒が咲かせた最後の華、その複雑な歴史、波瀾万丈の運命の物語が現代に甦る。
目次
1 ワシントン・アービング物語
2 イベリア半島におけるイスラムの歴史
3 アルハンブラの七七〇年
4 現代アルハンブラ物語(アルハンブラへの道;アルカサーバ ほか)
5 余話(ボアブディルの最後の嘆き;歴史に抱かれたパラドール)
著者等紹介
大塚勝弘[オオツカカツヒロ]
大阪市生まれ。同志社大学法学部法律学科卒業。京都大学勤務を経て、2002年2月よりスペイン及びイギリスにおいて、アルハンブラを中心にスペイン文化におけるイスラムの影響に関する研究を行い、2003年2月一時帰国。北・中南米諸国、ヨーロッパ諸国、アジア諸国、オセアニア諸国、ポリネシア海域等に32回の渡航経験(うちスペイン20回)に基づき、著作、翻訳を行っている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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