内容説明
日本に帰れる日のことだけを思って暮らした1200日だった。わずかなパンとスープをたよりに過酷な労働に耐えた日々。
目次
一年目(古屯に一旦収容;気屯の飛行場修理;行程八十キロ;上敷香集結 ほか)
二年目(ラーゲリ整備と荷役作業;交渉;嘆願書;エーター、バルノエ(病気) ほか)
3年目(内渕(ヴイコフ)へ
但馬伍長さんの死
帰国の話はなくなった
電光石火のダモイ)
著者等紹介
丸山重[マルヤマシゲル]
1925年旧樺太に生まれる。1943年諸学校を経て教師追手国民学校、青年学校に勤める。1945年2232部隊(要)入隊。8月1日半田守備隊派遣。8月9日日ソ開戦19日停戦と同時に捕虜。1948年抑留解放され函館上陸。1949年~1981年釧路管内、釧路市内小中学校勤務(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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