内容説明
姿勢の意識によって体幹を強くする武道で伝承される方法を紹介。姿勢の意識によって得られる体幹は、加齢で衰えない武道の達人の力を発揮する!健康な身体を維持するためにも役立つ!
目次
1 運動基礎理論の考え方(姿勢とは;運動とは)
2 一瞬で強い体幹をつくる身体のコツ(背骨―第1の軸;「仙骨の締め」―骨盤と背骨のキーストーン;股関節―下肢と骨盤を繋ぐもの;首―「首の後ろ固定」;肩関節と肩胛骨―腕を支える土台;「腰力(ようりょく)」―体幹をつくる本当の「腰の力」)
3 体幹を強化する呼吸法(呼吸の種類と呼吸筋;逆腹式呼吸)
4 体幹の力を有効に使う身体のコツ(体幹で座る;体幹で立つ;体幹で歩く;体幹で走る;速く重い踏み込みをつくる下半身の使い方;身体の向きを変える、回転する;体幹の力を逃さない腕の使い方)
著者等紹介
吉田始史[ヨシダモトフミ]
日本武道学者学長、デイサービスがまの穂代表。幼少より空手や合気武道、剣道などを学び、また看護師として医療・生理学にも精通し、効率の良い身体の使い方を研究。その集大成を独自の理論「運動基礎理論」としてまとめ、自ら主宰する「日本武道学舎」にて子どもから大人まで、幅広く指導している。現在、「デイサービスがまの穂」を立ち上げ、地域のお年寄りの健康維持に貢献している(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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yyhhyy
4
股関節を意識せよ、と言われてもピンと来ないが、仙骨を締めるようにせよ、と言われるとイメージがしやすい。そのような形で脇を締める、踵で地面を蹴る等、よく言われる動作のコツを独自の比喩表現で紹介する本。仙骨部分はわかりやすい。腕や肘の捻りについては自分には難しくて理解できなかった。2021/11/13
mercury
4
姿勢、呼吸、歩き方位までは何とかついていけるが、後半はあまり運動しない私には難しい。前半もあまり図がなく言葉だけの説明が多いので難しいが姿勢については整体でも指摘されるので何とか出来そう。2016/04/18
ばにき
2
中国武術の座りかたを専門用語を使わずに説明した感じ。合気道や空手はしたことないけど、この座りかただとしたらすごく類似性がある。2017/02/11