内容説明
合気道開祖・植芝盛平翁、講道館柔道創始者・喜納治五郎師範という近代武道界における二大巨頭より薫陶を受け、合気道の近代化、乱取法の研究に生涯を賭けて取り組んだ武道家・富木賢治師範。師が志向した近代武道の理想の姿「合気道徒手乱取り」を実現するために、どのように相手を崩し、いかにして倒すのか?そして、どのような技能を身に付けるべきか?本書ではこうした科学的視点からもっとも基本となる練習内容を紹介した。
目次
1 合気道と本書の構想(合気道とは何か;富木謙治構想と本書の課題)
2 基本稽古編(稽古の心得;基本動作・基本練習;基本相対練習)
3 「形」稽古編(乱取り法の稽古段階―守・破・離;基本の形(十七本)
裏技の形(十本))
著者等紹介
佐藤忠之[サトウタダユキ]
富木謙治に師事、合気を学ぶ。早稲田大学教育学部卒業。早稲田大学講師、同合気道部師範。日本合気道協会理事。志道館・気帥館・陵霄會・凌江會師範、静岡大学スポーツ合気道部師範、西日本合気道競技連盟師範など合気道の普及に尽力している
志々田文明[シシダフミアキ]
日本合気道協会師範、早稲田大学合気道部師範。同スポーツ科学学術院教授、博士(人間科学)。専攻領域は思想史・武道論。著書に『武道の教育力―満洲国建国大学における武道教育』など。同書により2006年スポーツ史学会賞受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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