目次
序論 中世奥羽の霊場
第1部 墓(陸奥の中世墓―火葬と納骨;中世出羽の屋敷墓;中世奥羽の墳墓堂;中世奥羽の六道銭;出羽南半の中世古道―墓と道;上荻野戸村絵図に表われた樹木)
第2部 塔婆と供養(板碑と霊場;成生荘型板碑の世界;板碑と木製塔婆―山形県と大分県の板碑の類似から;古代陸奥の造塔―新田(1)遺跡出土の相輪状木製品
中世前半期の追善仏事―石造物銘文を中心に)
第3部 寺社と城館(遊佐荘大楯遺跡と鳥海山信仰の中世史―空間の考古資料論;城館と霊場;首が護る城;窯業と寺社―羽黒町執行坂窯製品の刻画文と中国意匠)
付 荷葉蓮台牌の展開―荷葉蓋(荷叶盖)小考
著者等紹介
山口博之[ヤマグチヒロユキ]
1956年山形県生れ。東北大学文学部大学院博士後期課程修了、博士(文学)。前山形県立博物館(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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