考古学と中世史研究<br> 遺跡に読む中世史

個数:

考古学と中世史研究
遺跡に読む中世史

  • ウェブストアに1冊在庫がございます。(2025年06月05日 04時56分現在)
    通常、ご注文翌日~2日後に出荷されます。
  • 出荷予定日とご注意事項
    ※上記を必ずご確認ください

    【ご注意事項】 ※必ずお読みください
    ◆在庫数は刻々と変動しており、ご注文手続き中に減ることもございます。
    ◆在庫数以上の数量をご注文の場合には、超過した分はお取り寄せとなり日数がかかります。入手できないこともございます。
    ◆事情により出荷が遅れる場合がございます。
    ◆お届け日のご指定は承っておりません。
    ◆「帯」はお付けできない場合がございます。
    ◆画像の表紙や帯等は実物とは異なる場合があります。
    ◆特に表記のない限り特典はありません。
    ◆別冊解答などの付属品はお付けできない場合がございます。
  • ●3Dセキュア導入とクレジットカードによるお支払いについて
    ●店舗受取サービス(送料無料)もご利用いただけます。
    ご注文ステップ「お届け先情報設定」にてお受け取り店をご指定ください。尚、受取店舗限定の特典はお付けできません。詳細はこちら
  • サイズ A5判/ページ数 240p/高さ 21cm
  • 商品コード 9784862151681
  • NDC分類 210.4
  • Cコード C1321

出版社内容情報

遺跡から歴史を読み解くには、どうするか? 考古学と文献史・絵画史・建築史等との協業による歴史学の実践法を提示する遺跡がもつ廃墟としての宿命から、発掘によって遺跡の全体像がわかるわけもなく、考古学の方法と発掘された遺構・遺物のみからの分析には超えられない限界がある。ならば遺跡から歴史を読み解くには、どうするか? 文献史・絵画史・建築史等との協業による歴史学の実践法を提示する「考古学と中世史研究」シリーズ最終巻! 

   ? 建物を読む
館・屋敷をどう読むか―戦国期大名館を素材に―……小野正敏(国立歴史民俗博物館名誉教授)
発掘された建物遺構をどのように読み解くか…………冨島義幸(京都大学大学院准教授)
  ―中世住宅発掘遺構の研究方法をめぐって―
つわものの館の成立と姿…………………………………八重樫忠郎(平泉町まちづくり推進課課長)

   ? 出土文字資料の見方
出土文字史料の見方………………………………………五味文彦(東京大学名誉教授)
経塚出土文字資料と考古学的視点………………………村木二郎(国立歴史民俗博物館准教授)
  ―同一人物が関与した経塚から―
鴨田遺跡出土の巡礼札が語るもの………………………高橋慎一朗(東京大学史料編纂所教授)

   ? 場を解く
城と聖地―近年の「城とは何か」論にふれて―………中澤克昭(上智大学准教授)
ムラが消えた―ムラ研究の可能性―……………………飯村 均(福島県文化振興財団総務課長)
金山遺跡における「場」と「景観」……………………萩原三雄(帝京大学教授)

「考古学と中世史研究」シンポジウムの一応の区切りにあたって…萩原三雄


小野正敏[オノマサトシ]
小野正敏(おの まさとし)
1947年生まれ。国立歴史民俗博物館名誉教授
[主な著書論文]『戦国城下町の考古学』(講談社)、『図解・日本の中世遺跡』(編著・東京大学出版会)、『戦国時代の考古学』(編著・高志書院)ほか。

五味文彦[ゴミフミヒコ]
五味文彦(ごみ ふみひこ)
1946年生まれ。東京大学名誉教授
[主な著書論文]『院政期社会の研究』(山川出版社)、『増補吾妻鏡の方法』(吉川弘文館)、『春日験記絵と中世』(淡交社)、『中世の身体』(角川学芸出版)、『日本の歴史5 躍動する中世』(小学館)、『中世社会のはじまり』(岩波新書)ほか。

萩原三雄[ハギハラミツオ]
萩原三雄(はぎはら みつお)
1947年生まれ。帝京大学文化財研究所所長・教授
[主な著書論文]『日本の金銀山遺跡』(編著・高志書院)、『中世城館の考古学』(編著・高志書院)、『鎌倉時代の考古学』(編著・高志書院)ほか。

目次

1 建物を読む(館・屋敷をどう読むか―戦国期大名館を素材に;発掘された建物遺構をどのように読み解くか―中世住宅発掘遺構の研究方法をめぐって;つわものの館の成立と姿)
2 出土文字資料の見方(出土文字史料の見方;経塚出土文字資料と考古学的視点―同一人物が関与した経塚から;鴨田遺跡出土の巡礼札が語るもの)
3 場を解く(城と聖地―近年の「城とは何か」論にふれて;ムラが消えた―ムラ研究の可能性;金山遺跡における「場」と「景観」)
「考古学と中世史研究」シンポジウムの一応の区切りにあたって

著者等紹介

小野正敏[オノマサトシ]
1947年生まれ。国立歴史民俗博物館名誉教授

五味文彦[ゴミフミヒコ]
1946年生まれ。東京大学名誉教授

萩原三雄[ハギハラミツオ]
1947年生まれ。帝京大学文化財研究所所長・教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

四不人

1
ずっと興味を持っていた「掘立柱遺構からどう景観を想像するか」という事についてどストレートな内容で面白かった。小野論文、冨島論文が面白かったが中澤論文も首肯させられることが多かった。「寝殿造」は幻かも、とか衝撃的だった。評価が振り子のように揺れ動くのは何にでもあることだが、今、絵画資料からの読み取りはあちら側に振れてるのね。東国の事例が多く、若干なじみが薄いが、良い論文集だった。2017/08/06

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/11651595
  • ご注意事項

    ご注意
    リンク先のウェブサイトは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」のページで、紀伊國屋書店のウェブサイトではなく、紀伊國屋書店の管理下にはないものです。
    この告知で掲載しているウェブサイトのアドレスについては、当ページ作成時点のものです。ウェブサイトのアドレスについては廃止や変更されることがあります。
    最新のアドレスについては、お客様ご自身でご確認ください。
    リンク先のウェブサイトについては、「株式会社ブックウォーカー」にご確認ください。

最近チェックした商品