目次
序章 中世の大阪
第1章 豊臣時代の大坂
第2章 徳川時代の大坂
第3章 大坂人のくらしぶり
第4章 都市の産業
エピローグ 近世大坂の拡大と終焉
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
アメヲトコ
4
2015年の大阪歴史博物館の展覧会をもとに、大坂の最新の発掘成果を紹介した一冊。前半は大坂の都市構造の話で、これはこれで面白いのですが、白眉は後半の出土遺物の話で、当時の生活のありようがリアルに浮かび上がってきます。2017/01/22
うしうし
3
2015年に大阪歴史博物館で開催された『大坂―考古学が語る近世都市―』を契機に、学芸員や発掘調査員21名が執筆した書籍。豊臣期のみならず、徳川期までを射程として最新の発掘調査の成果がまとめられている。口絵のカラー図版や本文中の図面・写真のレイアウトもセンスを感じる。大坂城中枢部の豊臣期石垣の写真は見慣れた資料であるが、今回提示された図面(p44)によって、石棺材や難波京の礎石が石材として転用されていることを再確認した。2015/06/08
ブライアンズアワー
0
なぜ秀吉は大阪を選んだのか?大阪はどのような都市であったのか?どんな人が住んでいたのか?がわかりやすく記されている。油・衣料・建築さらには魚市場の記載もあり、短い期間ではあるが日本の首都だった大阪のディティールがよくわかる一冊。2017/04/26
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