目次
第1部 武家権力の地域的展開(府官系武士団の展開と肥後国;鎌倉期肥後国野原荘の名体制と小代氏;文禄・慶長の役と加藤清正の領国支配―「際限なき軍役」の様相とその影響;近世初期細川家臣団起請文にみる熊本藩「国家」の形成)
第2部 地域のなかの村・都市・神仏(中世肥後国における「村」と「浦」―史料類型別分析の試み;中世後期菊池氏による港湾都市「高瀬」統治;熊本・東禅寺の正平二五年「院□」銘・釈迦三尊像について;阿蘇下野狩と下野狩史料の形成―「下野狩日記」と「下野狩集説秘録」)
座談会 熊本中世史研究会の五〇年を振り返る
著者等紹介
工藤敬一[クドウケイイチ]
1934年生れ。熊本大学名誉教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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