内容説明
著者の半世紀を超える探究、「日本人の精神構造母音説」とその後の達成を伝える。自然に発声された非合成の連続母音を「言語範疇」のうちに捉える日本語人とポリネシア諸語人の言語心性とはなにか。『正・続日本人の脳』に続く、齢90歳に近い著者の、人の大地性と言語感性の根底に迫る労作。角田理論の基礎部分を証明した新論文(要約版)を巻末に掲載。
目次
第1部 日本語人の特質―左右脳の非対称性と脳幹スイッチ機構(脳の感覚情報処理機構からみた日本人の特徴と今後の脳研究の方向;人の脳の非対称性と脳幹スイッチ機構の意義;ツノダテスト、新法の開発(1)―打叩する位置によるツノダテストの検討
ツノダテスト、新法の開発(2)―脳の機能差をめぐる最近の動向と脳の加温法について
左右脳と和洋音楽)
第2部 日本語人と脳の情動性(ヒトの嗅覚系、情動脳、自律系の非対称性について;性機能の脳のラテラリティー;脳で行われる自他母音の自動識別について;自他識別機構の研究―「母の声」、「母の視線」の優位性;脳センサーから見出された新しいシステム;脳センサーの反応から推測される時代の変革;人脳センサーによる地殻歪みの評価と予期せぬ知見;人の脳の非対称性と脳幹センサーの意義―四〇・六〇系、十八日系)
第3部 人の脳にある生物学的時間単位と脳センサー(人の脳にある正確な一・〇〇〇〇秒の時間単位;人脳に見出された生物学的基本時間単位一秒の意義)
第4部 対話と反論(脳の中の小宇宙―驚くべき脳センサーの話(対話者 峰島旭雄氏)
不思議な日本人の脳と日本語の力―われわれの美意識はどこから生まれたか(対話者 林秀彦氏)
『日本人の脳』への誤解をとく―P・デール氏への反論)
最新報告 Acta Oto‐Laryngologica掲載論文の要約(角田晃一氏ほか)
著者等紹介
角田忠信[ツノダタダノブ]
1926年、東京府中野区生まれ。1949年、東京歯科医専卒(東京医科歯科大学の前身、耳鼻咽喉科)。1951年に同大学助手、1957年に講師、同年に「鐙骨固着度の検出法」で東京医科歯科大学にて医学博士。1958~78年、国立聴力言語障害センター職能課長。1983年、東京医科歯科大学難治疾患研究所教授。1986年、『脳の発見』で日本文学大賞(学芸部門)受賞。1990年、東京医科歯科大学名誉教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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たこ焼き