山の珈琲屋 飯舘「椏久里」の記録

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  • サイズ B6判/ページ数 246p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784862090447
  • NDC分類 916
  • Cコード C0095

内容説明

農とサービスの原点を求め「原発避難」を生きる「山村のカフェ」が育んだ力。

目次

椏久里福島店
阿武隈山地・飯舘村
椏久里創業
3・11 and after
信頼を取り戻して再生を
失くしたもの

著者等紹介

市澤秀耕[イチサワシュウコウ]
1954年福島県飯舘村に生まれる。島根大学卒業。飯舘村役場勤務、1980年結婚。1992年退職、就農。同年、妻美由紀とともに、地元で野菜と自家焙煎珈琲の店「椏久里」創業。2011年、原発避難により、「椏久里」福島店開店

市澤美由紀[イチサワミユキ]
1958年福島県国見町に生まれる。郡山女子大学短期大学部卒業。福島県生活改良普及員として就職。1988年、3人目の子どもを設けたのを機に退職。1992年、夫秀耕とともに「椏久里」創業。現在にいたる(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

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yuzuriha satoshi

23
福島県飯舘村で山の中の珈琲専門店として営業し コーヒー店と農の一体化を目指し築かれつつあったユートピアと それを壊した原発事故の記録 飯舘村を紹介した『までいの力』SEEDS出版と合わせて読んで欲しいな2013/08/28

壱萬参仟縁

17
椏久里はカフェ併設の豆売り店(10頁)。木曽町新開のつりんちゅみたいな感じかな。この方も役場職員時代を過ごしたようだ(28頁)。元手なくして自営業、起業できない証。飯舘村が原発事故でむらづくりを積極的に進めていた中で、被爆問題に曝されているのは居た堪れない。創業のきっかけは、野菜の無人直売所で、今はないという(76頁)。野菜とコーヒーのミスマッチな組み合わせ(90頁)。それもまた面白いか。スペシャルティコーヒーとは、際立った風味特性を持ち、氏素姓のはっきりした、折り紙つきの高品質コーヒー(101頁*註)。2014/10/20

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