内容説明
異教時代の死者世界、闇夜に跳梁する「荒野の軍勢」伝承から、中世キリスト教の「煉獄観」を取りこんだ民俗伝承「燃える人」「幽霊」までの解析により、西洋の死生観の底流をたぐる労作。
目次
序章 怪火の目撃
第1章 ドイツ民俗学における伝承研究史
第2章 「怪し火」のエティモロジー
第3章 「燃える人」のタイポロジー
第4章 伝承の解体
第5章 聖職者の眼
第6章 教訓逸話集
第7章 宗教改革の果てに
終章 伝承のトリアード
著者等紹介
嶋内博愛[シマウチヒロエ]
1991年早稲田大学人間科学部人間健康科学科卒、1995年同大学大学院人間科学研究科生命科学専攻修士課程修了、1995年~2000年ドイツ・フライブルク大学留学(ドイツ民俗学主専攻)。早稲田大学人間科学部助手、東京大学大学院人文社会系研究科21世紀COEプログラム「死生学」の構築、グローバルCOEプログラム死生学の展開と組織化特任研究員などを経て、武蔵大学人文学部ヨーロッパ文化学科准教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
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