出版社内容情報
インド洋をモンスーンの風に乗りはるか東南アジアの島嶼から、インド亜大陸やアラビア半島から、モザンビーク海峡を横切りアフリカ大陸からやって来た人々が、この島で出会った。そしてフランスによる六〇年有余の植民地化。マダガスカル、それはインド洋海域世界1500年の歴史が生み出した、ことばと文化の十字路である。
【目次】
〈民族〉と〈国家〉の語り――現代マダガスカルにおける植民地統治の遺制………森山 工
マラガシ語――インド洋を渡った言語………菊澤律子
マダガスカルの舟――アウトリガー………ラクトゥマララ
マダガスカルの村の二〇年………深澤秀夫
マダガスカル産直のいまとむかし………飯田 卓
交易でにぎわった最北の街――ディエゴ・スアレス………堀内 孝
マダガスカルの”インド人”について――カラナ、バニアンの起源………藍澤光晴
マダガスカルのマイノリティー………箕浦信勝
海を渡るトゥンパ――インド洋西域における精霊憑依………花渕馨也
太陽と月の結婚――マダガスカル南東部ヴヒぺヌにおける日蝕をめぐる出来事………堀内志保
目次
“民族”と“国民”の語り―現代マダガスカルにおける植民地統治の遺制
マラガシ語―インド洋を渡った言語
マダガスカルの船―アウトリガー
海を知らない海洋民たち
マダガスカルの村の二〇年
マダガスカル産直のいまとむかし
交易でにぎわった最北の街―ディエゴ・スアレス
マダガスカルの“インド人”について―カラナ、バニアンの起源
マダガスカルのマイノリティー
“祖先の土地”に住む人々
海を渡るトゥンバ―インド洋西域における精霊憑依
太陽と月の結婚―マダガスカル南東部ヴヒペヌにおける日蝕をめぐる出来事
アジア・アフリカ言語文化研究プロジェクト紹介2―インド洋海域世界の発展的研究
感想・レビュー
-
- 和書
- 僧の怪談 竹書房怪談文庫