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メイド喫茶で会いましょう

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  • サイズ B6判/ページ数 149,/高さ 19cm
  • 商品コード 9784862040787
  • NDC分類 673.9
  • Cコード C0095

出版社内容情報

98年にゲームを模したイベントスペースとして誕生して以来、数々のブームを巻き起こしてきたメイド喫茶。
その知られざるその成り立ち、ルールなどをメイド喫茶にかかわったライター陣が徹底解説したメイド喫茶“完全読本”登場! オタクの証言やメイドさんの告白などをはじめ、元店長の経営日誌、なくなった伝説のお店紹介など、読みどころも満載!
巻頭にアキバ系アイドル・桜川ひめこのメッセージ、人気メイドさん・姫乃クララ、ありさへのインタビューを掲載。

巻頭 お帰りなさいませ、ご主人様!~憧れの“姫”に聞いた「メイドさんというお仕事」~
◎桜川ひめこ たくさんの出会いがあった“めいでぃん“
◎姫乃クララ イジりイジられのやり取りができるほどに……
◎ありさ   「将来メイドさんになる」なんて言われたときはグッときちゃいます
Photo Gallery メイドさんin Store
シャッツキステ/メイドカフェ ぴなふぉあ/ズキュンカフェ アルゴ/カフェ&キッチン コスチャ/メイドさんとリフレ/ミアカフェ
はじめに
PART1 「メイド喫茶」サイドレポート`98-`08
◎ぼくらの熱中時代
コスプレ喫茶 サロン形成の時期 `96~/熱狂のメイド喫茶 誕生 `01~/伝説のイベント`03/ブームはピークへ`05~/狂乱のはてに`06~/ブームの終焉`07~
◎メイド・アイドルを夢見て
メイドさんのアイドル化`05~/厄年!`06/ネット上でのバッシング`07
◎業界内は、保守巻き返し傾向?
メイド喫茶 右派と左派の共存`06~/コスプレ喫茶の新分野`05~/メイド喫茶市場、拡大の可能性`05~/新しいムーブメント ライブアイドル
① パイドルスピアレコーズ代表・サニィ インタビュー
② PIAキャロレストラン元ウエイトレス・雛月ありあ インタビュー
PART2 若き店長の汗と涙の経営日誌 
「メイド喫茶をやってみないか?」と誘われたのは、07年の春だった(若き店長 文:ふくだそまっぷ)
メイドカフェ経営の誘い/いざ秋葉原へ/面接/順調なオープン/オタク界の住人へ/トンデモご主人さまが来た!/捜査三課の刑事たち/ライバル出現/戦線縮小?/移籍/涙の拍手
PART3 それは名店?迷店? マニアが作ったメイド喫茶カタログ
何と言っても有名店がイチバン! 編/びっくり、まったり、のんびりコンセプト秀逸 編/まだまだあるぞワクワクドキドキのお店 編/あのときは伝説だとは思わなかった伝説 編/まだまだあるぞ伝説のお店 編/背筋が伸びる伝統のお店 編/まだまだあるぞ伝統のお店 編/萌えより団子 編/まだまだあるぞおいしいお店 編/男はおことわり?の秘密の花園 編/ナニワパワーだ! 続々新規出店 編
マニアMAP
PART4 メイドさんの独白「ご主人様、それはイタイです」
トンデモご主人様と憧れのご主人様って…
横柄なご主人様/イベントを引きずるご主人様/お嬢様のご帰宅/勝手な名前をつけるご主人様/プレゼントは嬉しいのですが/人の言うことを聞かないご主人様/待ち伏せなされるご主人様/とんでもないジンクスを持つご主人様/お怨み申し上げます、ご主人様/ご存じないお話でございます/憧れのご主人様
PART5 メイドさんの源流を辿って    
“喫茶店文化”の遺伝子/英国のパーラーメイドとハウスメイド/メイドの暮らし/上野・西黒門町「可否茶館」/明治時代のメイド喫茶/メイドさんの原点/オタク受難の時代/フィクションを理解し楽しむ精神/「好きだあ!」を表現したい/給仕服という非日常
アキバの源流を辿る みっちり年表。         
ピュア・セレクション                        
スペシャルパート 今さら聞けない ご主人様の常識 
メイド喫茶は恥ずかしいか?/“萌え”にたどり着くための常識/メニューにはネタがいっぱい/至福の“待ち時間”の過ごし方/メイドさんの粗相もまた、よし/謎デザート攻略法/名残惜しいひとときの思い出に

「ソフトウェアが時代を制する」……そんなことが言われはじめてから何年が経つだろう。世間では、ソフトウェアはコンピュータに与えるプログラムであることが知られている。しかし先ほどの言葉の本質は「コンテンツが時代を制する」ということなのだ。
このコンテンツをメインに据えて世界中を席捲した業界がある。アニメーション、ゲーム、コミック(以下AGC)などを中心としたオタクビジネス業界である。オタクビジネスに関わる人々は、今まで親しんだAGCに解釈をくわえて甦らせた。またそれらを基に新しいコンテンツを生み出した。
彼らの活動はAGCのコンテンツ創出にとどまらず、コミックマーケットの運営、コスプレ衣装の販売など、多岐にわたった。
メイド喫茶は、そのようなオタクビジネスの一分野から生まれた飲食店である。
もともとはコスプレ喫茶として生まれた。そして2005~2007年にかけてメイドブームが巻き起こり、一般層にまでメイドさんが知られるようになったのはご存知の通りである。
一般の方には、メイド喫茶がなぜそんなに広まったのか、理解できないかもしれない。しかし、二次元の世界に浸っていたオタクたちにとって、それはエポックメイキングな出来事だったのだ。
メイド喫茶の生まれた背景、ブームの内幕、その後の右派と左派の分化など、知れば知るほど、これほど興味深いオタクビジネスは他に例がないと確信する。
もちろん本書はオタクビジネスとしてのメイド喫茶を語るにとどまらない。現役メイドさんや元店長など、“現場の声”もたくさん詰まっている。
メイド喫茶に通われる“ご主人様”や、一度は行ってみたいと考える未来のご主人様、そしてかつて通った元“ご主人様”に、メイド喫茶の魅力をあらためて伝えられれば幸いである。
早川清

内容説明

ツンデレメイドさん、トンデモご主人様、シロウト店長、あんな名店、こんな迷店…。いろんな人がいました。いろんなお店がありました。あの熱中時代を振り返る、ぼくらのメイド喫茶完全読本!

目次

お帰りなさいませ、ご主人様!―憧れの“姫”に聞いた「メイドさんというお仕事」
1 メイド喫茶サイドレポート’98~’08
2 若き店長の汗と涙の経営日誌―「メイド喫茶をやってみないか?」と誘われたのは、07年の春だった
3 それは名店?迷店?マニアが作ったメイド喫茶カタログ
4 メイドさんの独白「それはイタイです、ご主人様…」―トンデモご主人様と憧れのご主人様って…
5 メイドさんの源流を辿って
SPECIAL PART 今さら聞けないご主人様の常識

著者等紹介

早川清[ハヤカワキヨシ]
1971年生まれ。千葉県出身。国立大学を卒業後、大手出版社に勤務。アニメ系雑誌の広告営業を振り出しに、多数のムックの企画・編集に携る

山崎龍[ヤマザキリュウ]
1973年東京生まれ。自動車雑誌編集者を経てフリーに。自動車、軍事、政治問題、アニメ・マンガ、ホビー、オタクカルチャーとマルチに執筆を続ける。最近では痛車(イタシャ)評論家として活動している。メイド喫茶は黎明期から通い続け、メイド喫茶ウォッチャーとして専門誌や情報誌などで執筆する。唐沢俊一主宰の「文筆業サバイバル塾」塾生

木全直弘[キマタナオヒロ]
1960年生まれ。愛知県出身。工学修士。大手電気メーカー研究所に15年間勤務した後、作家・タレント・プロデューサーとしての活動を本格化。現在『大進撃放送BONZO!』(東京MXテレビ)、『フィギュアの王国』(CS放送)にレギュラー出演

清水銀嶺[シミズギンレイ]
1972年生まれ。埼玉県出身。オタクの地位向上に情熱を燃やすフリーライター。唐沢俊一主宰の「文筆業サバイバル塾」第一期塾生(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ひみーり

5
2008年の本なので当然内容は古めですが問題はないと思います。メイド喫茶に関する近代史、発祥の歴史、経営日誌、マナー、タブー、ルール、店舗情報など内容は多岐でこの一冊でメイド喫茶のことが大体分かります。店で働くメイドさんは自ら進んで(メイド服を着て働きたい、お客を楽しませたい)仕事をしていて、とても献身的なんだなと少し尊敬してしまいました。PART4のタブーの話はとてもタメになった、戦闘機の話を30分もしてりゃメイドもキレますわ。結論としては皆気軽にメイド喫茶に行こうよという内容でした。2015/07/27

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