出版社内容情報
浦和レッズ復帰、そしてドイツＷ杯へ……清水商高時代の“心の師”が描く、サッカー日本代表「エンジェルパサー」の軌跡。
第１章 空き地から生まれた天才少年
第２章 わたしと伸二の出会い
第３章 伸二との３年間
第４章 Ｊリーガー、そして日本代表として
第５章 世界への飛翔
日本にとって、そしておそらく伸二にとっても３回目となるワールドカップ。日の丸を背負った勇姿が、今から楽しみだ。
「おじさん。今度こそゴールを決めて、ドイツの空の下で、君が代を聞けるように頑張るからね」
早くもそんな約束をしてくれた伸二。
わたしにとっては、いつまでもたっても、かわいい孝行息子""だ。
わが家の茶の間で、大舞台で活躍する姿を見たいと思う。楽しみだ。""
目次
第１章 空き地から生まれた天才少年
第２章 わたしと伸二の出会い
第３章 伸二との３年間
第４章 Ｊリーガー、そして日本代表として
第５章 世界への飛翔
著者等紹介
西川昭策［ニシカワショウサク］
１９３０（昭５）年１月１０日生まれ。静岡県榛原郡相良町（現・牧之原市）出身。４４（昭１９）年１２月に予科練（飛行予科練習生）奈良海軍航空隊に入隊し、大和海軍航空基地隊にて終戦を迎える。戦後は醤油会社、鉄道会社などの勤務を経て、６７（昭４２）年、清水市（現・静岡市清水区）に旅館『日本閣』を開業。旅館業を営むかたわら、サッカー少年の教育に力を入れ、地元の名門、清水商のサッカー部員を下宿生として世話する。小野伸二のほか、川口能活、名波浩（以上ジュビロ磐田）、平野孝（横浜Ｆ・マリノス）など、多くのＪリーガーが『日本閣』で高校生活を送った。小野伸二には、中学時代からその才能にほれ込み、清水市の選抜チーム『清水トレセン』入団や、清水商業入学を世話するなど、公私ともに面倒を見てきた。清水市旅館・ホテル組合組合長、清水市観光協会副会長、草サッカー宿泊・輸送部会会長、日本・サハリン少年親善サッカー交流会会長、日本・メキシコ少年親善交流会会長など、役職多数（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）
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