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東映実録路線最後の真実 - 「実際の事件」「取材秘話」「作品の全て」まで…

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  • サイズ A5判/ページ数 209p/高さ 21cm
  • 商品コード 9784862014870
  • NDC分類 778.21
  • Cコード C9476

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

RHINO

2
高田宏治による東映実録路線ガイド。見た目はよくあるムックだけど、千葉真一、松方弘樹、志賀勝、日下部五朗、中島貞夫との対談や、梅宮辰夫、伊吹吾郎のインタビュー、田岡一雄、柳川次郎、山本健一、美能幸三らとの付き合いについても書かれていて貴重な一冊。それにしてもなぜ刊行記念特集上映をやってくれないのですかメディアックスさん2015/05/07

小野島 大

2
同種の本は山のようにあるが、これは「仁義なき戦い完結編」「日本の首領」「極道の妻たち」等の脚本家である高田宏治が全面監修し、実録路線の全作品について論評を加えているのが目新しい。いわば同業者であり東映のインサイダーならではの見方は新鮮だし面白い。評論家やファンの目線では書けない内容は必見だ。また氏の人望ゆえか、中島貞夫監督、日下部プロデューサーといった裏方から、松方弘樹、千葉真一、梅宮辰夫、伊吹吾郎、さらには志賀勝までもがインタビューに応じるという超豪華な内容で、これはもう、実録映画ファンは必携・必読だ。2014/09/21

まさやん80

1
1970年代に仇花のごとく咲き誇った東映実録路線。その中心にいたシナリオライターの高田宏治さんが、各作品を解説し、そしてゆかりの俳優、監督、シナリオライター、プロデューサーに話を聞く。本当に贅沢な本。これまでも「仁義なき戦い」についてのムック本は多くあれど、これほど深く密着した取材は、現場にいた高田さんならでは。 笠原和夫、深作欣二について、「軽々に書けない」と高田さんは言っているが、お元気な内に是非書き残して頂きたいものだ。2016/09/01

Keita Nishitani

1
70年代、東映では「仁義なき戦い」に代表される実録路線映画が数多く制作された。多くの作品で脚本を担当した高田宏治氏の作品解説を中心に、当時の制作に携わった監督、脚本家、俳優たちの貴重なインタビューを収録。類似の書籍は他にもあるが、全体像を客観的かつ詳細に知るには最適の一冊と言える。映画を見ていないとついて行けない部分もあるが、記録資料として読むだけでも価値あり。20代の北大路欣也、千葉真一、渡瀬恒彦らがいかにギラギラしていたがわかる。2015/11/15

スタックス

0
脚本家高田宏治の角度から見た東映実録映画の裏面史。期待した以上に内容が充実。出版は5年前なので松方弘樹も志賀勝を心配するほど元気。佐分利信の見た目と違ったセコいエピソードも読めます。神保町のゾッキ本屋で入手。2019/06/23

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