内容説明
2024年7月にユネスコの第46回世界遺産委員会ニューデリー会議が開催されたインド。人口は世界一、名目GDPはアメリカ、中国、ドイツ、日本に次いで世界第5位である。本書では、インドのユネスコ遺産、すなわち、世界遺産、世界無形文化遺産、世界の記憶を特集する。わが国と同じアジア地域のインドとの国際関係、政治、経済、文化、観光、いずれの分野においても重要である。
目次
ユネスコ世界遺産の概要
インドの概要
インドの世界遺産
インドの世界無形文化遺産
インドの世界の記憶
世界遺産、世界無形文化遺産、世界の記憶の違い
著者等紹介
古田陽久[フルタハルヒサ]
世界遺産総合研究所所長。1951年広島県生まれ。1974年慶応義塾大学経済学部卒業、1990年シンクタンクせとうち総合研究機構を設立。アジアにおける世界遺産研究の先覚・先駆者の一人で、「世界遺産学」を提唱し、1998年世界遺産総合研究所を設置、所長兼務。毎年の世界遺産委員会や無形文化遺産委員会などにオブザーバー・ステータスで参加、中国杭州市での「首届中国大運河国際高峰論壇」、クルーズ船「にっぽん丸」、三鷹国際交流協会の国際理解講座、日本各地の青年会議所(JC)での講演など、その活動を全国的、国際的に展開している。これまでに、70か国、約300の世界遺産地を訪問している。HITひろしま観光大使(広島県観光連盟)、防災士(日本防災士機構)。専門分野:世界遺産制度論、世界遺産論、自然遺産論、文化遺産論、危機遺産論、地域遺産論、日本の世界遺産、世界無形文化遺産、世界の記憶、世界遺産と教育、世界遺産と観光、世界遺産と地域づくり・まちづくり(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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