内容説明
2023年9月の首都リヤドで開催されたユネスコの第45回世界遺産委員会拡大会合などサウジアラビアは国際的に注目されている。わが国においてもエネルギー資源などの経済外交のみならず観光・教育など文化外交にも注力していくべきである。サウジアラビアに関する文献が少ない現状、本書では、関心の高いユネスコの世界遺産、世界無形文化遺産、世界の記憶を特集する。
目次
ユネスコ世界遺産の概要
サウジアラビアの概況
サウジアラビアのユネスコ遺産概説
サウジアラビアの世界遺産
サウジアラビアの世界無形文化遺産
サウジアラビアの世界の記憶
著者等紹介
古田陽久[フルタハルヒサ]
世界遺産総合研究所所長。1951年広島県生まれ。1974年慶応義塾大学経済学部卒業、1990年シンクタンクせとうち総合研究機構を設立。アジアにおける世界遺産研究の先覚・先駆者の一人で、「世界遺産学」を提唱し、1998年世界遺産総合研究所を設置、所長兼務。毎年の世界遺産委員会や無形文化遺産委員会などにオブザーバー・ステータスで参加、中国杭州市での「首届中国大運河国際高峰論壇」、クルーズ船「にっぽん丸」、三鷹国際交流協会の国際理解講座、日本各地の青年会議所(JC)での講演など、その活動を全国的、国際的に展開している。HITひろしま観光大使(広島県観光連盟)、防災士(日本防災士機構)。専門分野:世界遺産制度論、世界遺産論、自然遺産論、文化遺産論、危機遺産論、地域遺産論、日本の世界遺産、世界無形文化遺産、世界の記憶、世界遺産と教育、世界遺産と観光、世界遺産と地域づくり・まちづくり(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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