感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
優希
83
オールカラーで浮世絵を堪能できる1冊です。力強さを感じる国芳と美しさは天下一品の国貞。2人の浮世絵はまさにポップカルチャーですね。国芳の描いた猫たちは猫好きにとってはときめきが止まりません。そしてアダルトな春画に恥じらいと興奮をおぼえたり。浮世絵の魅力に改めて魅せられた気がします。2017/03/23
紫
3
2016年刊行。当時開催中の「俺たちの国芳、私の国貞」展のタイアップ? 化政以後の浮世絵人気を二分した歌川国貞並びに国芳に特化した浮世絵ムックであります。役者絵の国貞、武者絵の国芳と並び称された両人ですが、国芳はともかく、国貞は美人絵が中心でして役者絵があんまりない…。どうして? こうして両人の絵を見ると、やはり浮世絵というのは当時の大衆が喜んで買ってくれることを目的に描かれたものだと納得できますね。見ていて楽しいのですが、後世の感覚で芸術性を求めると両人の評価が低くなるのも仕方がないところ。星4つ。2020/08/01
亮さん
3
母からのお土産。イケメンでかっこいい漢を書く国芳、美人画を得意とする国貞。様々な浮絵絵を解説と共に。春画も載っており興奮。ただ、母が言うには、この本と本物では本の方が色が褪せてるとのこと。2016/06/03
るぅ
2
渋谷で開催中の国芳国貞展のショップで購入。オールカラーのA4版でこれだけの作品(しかも注釈付き)を楽しめて千円は安い!素晴らしきお江戸ポップカルチャー♪2016/05/26
風斗碧
0
図版が大きくて見やすい。猫絵の収録が多いのと、略年表がついているのがよい。2016/04/05