内容説明
1991年のソ連崩壊より四半世紀も放置されたソ連版スペースシャトル。
著者等紹介
ミレーブズ,ラルフ[ミレーブズ,ラルフ] [Mirebs,Ralph]
1978年生まれ。ノボシビルスク、ロシア在住。プログラミング教師(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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Kouro-hou
31
カザフスタンにあるロシアの飛び地、バイコヌール宇宙基地の廃墟写真集。ちなみに敷地が膨大なので作ったまま放置になっているだけで、宇宙基地自体は現役バリバリ。見れば見るほどスペースシャトルそっくりなソ連版シャトル「ブラン」は完成度95%でソ連崩壊のため放棄されるという、いわば急速冷凍型の廃墟。在りし日の面影を色彩豊かに残しつつも耐熱タイルの剥離など静かな崩壊が進んでいる。ロシアは地代節約で基地を引き払いたがっており、土地余りのカザフが更地にするとも思えないので、この姿のまま地層の一部になるのかもしれない。2016/06/06
更紗蝦
23
ウィキペディアによると、バイコヌールはカザフ語で「裕福な茶色」(たくさんのハーブがある肥沃な土地)という意味らしいのですが、廃墟の中には雑草も水溜りもなく、生命の痕跡らしきものは鳥のフンくらいのものです。もしかしたら小動物の住処になっている場所があるかもしれませんが、この写真集からは分かりません。宇宙開発のコストの膨大さが感覚的に理解できる本です。2017/10/17
魚京童!
21
すごいよね。これ。広大な国はこんなものを残しておける。日本だと、狭すぎて、リサイクルしないといけないけど、長大なものをそのまま放置ってなかなかできないよね。こういう遺産って面白い。何がいいんだろうね。言葉じゃないよね。すげーって思うだけ。何がすごいんだろうね。作り上げた人間の英知?放置する愚かさ?人間性の欠如?なんかすごいよね。行ってみたいよね。こんなところを生で見て、すげーっていいたい。いうだけだけど。2020/03/12
ごへいもち
18
95%進捗状態で中止させられた技術者が辛い2016/07/10
shamrock
15
宇宙開発競争の悲しい遺産。ソ連版スペースシャトル、アメリカのパクリだとか言う人がいるけど、実は60年代から構想されていたもので、形がにてるのは同じ用途だから、といわれている。計画が放棄されて格納庫ごと放置、朽ち果てるままになってしまっている上、パクリとか謗られるこの機体と技術者の方々が不憫でならない。2018/11/24




