内容説明
地球には「夜」というもうひとつの顔がある。人間は有史以来、色彩をもたない「夜」という世界で「光」をつかって快適に暮らすことを願ってきたのではないだろうか?数億もの光の粒が埋め尽くす東京の「夜」の姿は、そこに赤い血が流れ細胞分裂を繰り返し、日々成長を続ける生き物のようである。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
kinkin
26
高さ1万フィートから見たメガロポリス東京。輝く明かりは繁華街駅 空港 駅etc。映画 ブレードランナーを思い出した。宇宙から見ると地球は深海に住んでいるクラゲや深海魚のような発光する生き物に見えるのかもしれない。 2014/08/22
喪中の雨巫女。
6
幻想的だけど、実際ある風景なんだろうな。2010/10/06
鷹図
6
立ち読み写真集第三弾(最終章)。よくある廃墟モノの変奏でしょ、と軽い気持ちで手に取ってみると意外や意外、何とも剣呑な一冊だった。真夜中の東京の、ビルの照明や街灯、車のヘッドライトの群々が光を放つ様を、空から捉えた写真集。妖しく発光するこの都市は現在の東京にほかならないのに、攻殻機動隊的なサイバーパンクの世界に見える不思議。無計画に建築され、勝手に増殖したかの様な東京の街並みも、こうして見ると厳密な区画整理と都市開発に基づいたものであるのが良く分かる(続く↓)。2010/09/17
ス
1
未来のようだ。2013/07/30
karasu
1
上空から撮った夜景。視点が新しい。2012/05/22