内容説明
少年コフィが“想像力”の“まほう”をつかってとびまわる、笑顔いっぱいのアフリカ絵本。市場や学校やお祭りや美しい家々の壁…ガーナの暮らしをのぞいてみよう。著名なアフリカ系女性詩人マヤ・アンジェロウの絵本はじめての邦訳。
著者等紹介
アンジェロウ,マヤ[アンジェロウ,マヤ][Angelou,Maya]
1928年アメリカに生まれる。現代アメリカで最も有名なアフリカ系女性詩人。20代前半までコックやバスの車掌、ダンサー、ウェイトレスなどの職業を転々とし、30代で歌手、女優として認められた後、文筆活動を開始。1969年に出版された『歌え、飛べない鳥たちよ マヤ・アンジェロウ自伝』(邦訳は立風書房)がベストセラーとなって注目される。キング牧師の要請で公民権運動にも深く関わり、力強い詩が差別される人々の支えとなった。1993年、クリントン大統領就任式で詩を朗読したことでも有名。現在、教育者としても活動しており、就学のむずかしい子どもたちへの教育を目的とした学校にかかわっている
コートニー=クラーク,マーガレット[コートニークラーク,マーガレット][Courtney‐Clarke,Margaret]
南部アフリカのナミビアに生まれる。フォトジャーナリスト、映像作家。アフリカ女性のアートに深い敬意をもち、写真集『Ndebele:The Art of an African Tribe』(1986)でフォトデザイン賞などを受賞。また、「ンデベレ基金」を創設し、南アフリカの女性や子どものアートを支援する活動も行っている
さくまゆみこ[サクマユミコ]
東京生まれ。出版社勤務を経て、現在は翻訳家。「アフリカ子どもの本プロジェクト」代表。アフリカ関係の訳書に『いちばんのなかよし』『アフリカの大きな木バオバブ』(ともにアートン刊)『キバラカと魔法の馬―アフリカのふしぎばなし』(冨山房)など多数。それ以外の訳書も『ゆき』(日本絵本賞翻訳絵本賞/あすなろ書房)『もうひとつの「アンネの日記」』(産経児童出版文化賞大賞/講談社)『ヒットラーのむすめ』(産経児童出版文化賞「JR」賞/すずき出版)他多数(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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