未来への記憶

  • ただいまウェブストアではご注文を受け付けておりません。
  • サイズ B6判/ページ数 302p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784861930294
  • NDC分類 914.6
  • Cコード C0095

内容説明

今、私達はどんな時代に生きているのだろう。そして、どこへ行こうとしているのか。あの『血と骨』の作者がその超越したスケールで迫る骨太のエッセイ集。生きることの意味、戦争の不条理と悲惨、文学の力…。むずかしい時代を生きるために。

目次

『血と骨』―自我と他者について
生きる
言葉の世界
歴史の記憶―韓国・朝鮮・在日
戦争は最大の犯罪―戦争・テロ・アメリカ・日本
人生のリズム

著者等紹介

梁石日[ヤンソギル]
1936年大阪市に生れる。定時制高校を卒業後、さまざまな職業を転々としながら、詩人金時鐘と出会い、サークル誌「ヂンダレ」に参加。25歳で結婚、26歳から印刷会社を興したが、29歳のとき倒産。現在の金額で約10億の負債をかかえ、大阪を出奔。仙台に行き再起を期すが、1年半を過ごしたあと東京にくる。飲まず喰わずの状態が続き、ホームレス寸前になる。たまたま見た新聞広告でタクシー運転手になり、10年間勤めるが、深夜に10トンの大型貨物車に追突され、背骨を3本圧迫骨折、半年入院後、小説を書きはじめる。著書に小説『タクシー狂躁曲』(映画化)『夜を賭けて』(映画化)『血と骨』(第11回山本周五郎賞受賞。映画化。ミリオンセラーとなる)など(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

最近チェックした商品