落語ファン倶楽部新書
一之輔、高座に粗忽の釘を打つ

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  • サイズ B40判/ページ数 218p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784861919138
  • NDC分類 779.13
  • Cコード C0276

内容説明

二ツ目時代から頭角を現し、逸材と言われた春風亭一之輔が、2012年3月、21人抜きの大抜擢で真打昇進を果たした。近年稀に見る大盛況となった披露興行の詳細なドキュメント、50日間でかけたすべてのネタ24席の解説を収録。小学校での落語との出逢い~日大芸術学部の落語研究会を経て01年、恩師一朝に入門。師の薫陶を受け、入門から11年で真打に昇進!鮮やかな飛翔を遂げた一之輔がこれまでの軌跡、そしてこれからへの思いを、初めての書籍に綴る。

目次

第1章 真打披露興行大初日―二〇一二年三月二十一日
第2章 五十日の全演目解説―二十四席(『粗忽の釘』;『百川』;『薮入り』;『茶の湯』;『明烏』 ほか)
第3章 感謝の日々!
第4章 われら春風亭一朝一門
第5章 春風亭一之輔伝―少年はいかにして噺家になったか

著者等紹介

春風亭一之輔[シュンプウテイイチノスケ]
1978年、千葉県生まれ。01年、春風亭一朝に入門して、朝左久。04年、二ツ目昇進して、一之輔。12年、真打昇進。同年、平成23年度国立演芸場花形演芸大賞大賞受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

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佳音

75
一気読み。気になっていた落語家さん。まだ噺は聞いてない。真打ちになる経緯や半生記が主だった。やっぱり落語は聞かないと。2017/09/03

ひろ☆

20
真打ちになった喜びがゆるりと伝わってくる。好きな噺家さんです。2014/11/13

りつこ

14
好きだなぁ、この人。ふてぶてしいと言われるけど多分集中力と客観視力が高いんだと思う。これを読むと一朝師匠のことが好きになるなあ。前にまくらで「うちの一門は放牧ですから。飯食いに帰ればいいんですから。食いに帰らないとむしろ持ってきてくれますから」と言っていたけど、こういう師匠についたお弟子さんは幸せだ。御披露目公演全部に出てくれて毎回違うネタをかけようとしてくれた師匠。師匠への拍手が大きかったことを喜ぶ弟子。素敵だ。2013/03/08

kera1019

6
さすが21人抜きで抜擢されただけあって、周りの期待が違いますね。一之輔さん自身落ち着いててドンとしてますし、師匠たちの口上を含め落語家さんらしい愛情に包まれてる感じもさすが若手No.1ですね。2014/03/03

funkypunkyempty

4
★★★★ 4年ぶりに再読。突然市場から姿を消したこの本をようやく手に入れた。抜擢真打ちの名に恥じぬ大活躍ぶりはこの本が出されてから10年でお釣りがくるぐらい証明済み。真打ちなりたてのこの時期だからこその内容に一気読み。また何年かしたら読むんだろうな。2021/05/03

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