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内容説明
六代目笑福亭松鶴の二番弟子として、昭和42年入門。昭和43年初高座。昭和49年より11年9ケ月『オールナイトニッポン』に出演。平成元年より、東京の定席に登場!落語ブームの渦中を快走する、我らが鶴光師匠。今年、還暦を迎えて出版する昭和49年の『かやくごはん』以来の自伝は、落語家鶴光の魅力全開、芸談たっぷり!もちろん『オールナイトニッポン』めいっぱいの一冊。
目次
第1章 生い立ち~青春
第2章 入門
第3章 初高座
第4章 修行、しくじり、いい話
第5章 オールナイトニッポンで全国区へ!
第6章 いま思うボクの好きな上方落語
第7章 松鶴の落語と四天王
第8章 東京の落語界に乗り込む
第9章 マスコミで活躍
第10章 交友録
第11章 寄席雑感
著者等紹介
笑福亭鶴光[ショウフクテイツルコウ]
昭和23年、大阪府生まれ。昭和42年、六代目笑福亭松鶴に入門。昭和49年から11年9ヶ月続いた、ニッポン放送『笑福亭鶴光のオールナイトニッポン』のパーソナリティとして絶大な人気を誇る。昭和51年、夜のレコード大賞・最優秀新人賞、ゴールデンアロー賞・芸能新人賞を受賞。昭和53年、第15回ギャラクシー賞・個人選奨受賞。現在、落語芸術協会の真打として、東京の寄席を中心に活躍中(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
kera1019
5
講釈ネタといえば難しいイメージがあるけど、鶴光師匠の場合はテンポの良さと笑いを入れるタイミングが抜群で気が付くと引き込まれて笑ってしまってる。「落語というのは一面では催眠術だと考えている」鶴光師匠の言う通りやと思う。マスコミで見かける鶴光師匠のキャラクターとまた一風違った落語家「笑福亭鶴光」として落語と真剣に向き合う一面が読める一冊。なかなか面白かったです。2014/03/06
8番らーめんR
2
わが若気の至りの日々の土曜深夜のゴールデンタイム。今は真摯に落語を普及させていらっしゃるんですね。以前CDで聞いた歌丸師匠の「竹の水仙」が鶴光師匠が落語に直したものだったとは!今度機会が在ったら寄席に行こう。べんべん。2010/08/11
つけ麺部長
1
意外と真面目に落語や師匠に対することが書かれていて、ものすごく得した気分になりました。何も考えていないように思われがちですが 失礼)、実際はしっかり考えてはる。そうでないと全国区でやってられませんね。勉強になりました。2017/12/02
お笑いループシュート
0
鶴光師匠が初高座で新花月の客に口汚くヤジられるのを相談した時の松鶴師匠の助言は流石だと思いました。 オールナイトニッポンのラジオDJとして、あれだけ大人気だったけど、本業の落語家としての本分を最初から忘れてはいませんでした。2019/09/03