モンティ・パイソン研究入門

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  • サイズ A5判/ページ数 206p/高さ 21cm
  • 商品コード 9784861911538
  • NDC分類 699.67
  • Cコード C0076

目次

ザ・パイソンズ
変容する英国文化と『フライング・サーカス』
BBC―英国放送協会
モンティ・パイソンとアメリカのテレビ
既存のコメディとその影響
コメディの方法論
テレビの時空
テレビの形式とジャンル
動物、昆虫、機械、人間
女装と服装倒錯
誇張、過剰、拡大
古典文学、脚本、映画、美術
言語、単語、意味、ナンセンス
一般常識と観客の反応
『フライング・サーカス』ふたたび

著者等紹介

ランディ,マーシア[ランディ,マーシア][Landy,Marcia]
ピッツバーグ大学フィルムスタディーズ学部特別教授。英国映画史に造詣が深く、「Screen」「Cinema Journal」「Post Script」など映画誌への寄稿多数

奥山晶子[オクヤマアキコ]
1995年に渡英。英国ニューカッスル大学言語学科及び現代美術史学科卒、同大学院美術館学科修了。通訳業などを経て、現在ラットランド州在住

須田泰成[スダヤスナリ]
コメディ・ライター&プロデューサー/コメディ製作会社(有)大日本生ゲノムを率いて、各種コンテンツ製作、コメディ・スクール&バー経営などに励む

喰始[タベハジメ]
1947年香川県生まれ。WAHAHA本舗主宰にして代表取締役社長。1970年代から放送作家・演出家として、『巨泉・前武のゲバゲバ90分!!』『カリキュラマシーン』『コント55号のなんでそうなるの』『欽ちゃんの全日本仮装大賞』など数多くの番組を手がける。現在は年間20本を超えるWAHAHA本舗全公演の構成・演出に加え、新人発掘ライブ『喰始のショービジネスの作り方』やワークショップなどを定期的に開催(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

Gen Kato

4
読みつつ触れられているネタを観返したくなってうずうずする(観返しました)。にしても台詞を原文に近く説明されるたび、英語力があればなあと痛感させされる。解説もおもしろかった。「作り手じゃない人が作り手になっちゃった」はどの業界にも言えることですね…2018/06/20

lazylazy

2
原題は単に"Monty Python's Flying Circus"とあるで、「モンティ・パイソン研究入門」という邦題は日本の出版社が勝手に付けたものだと思われる。モンティ・パイソンをポストモダンと結びつけて論じた刺戟的な学術書である。2010/04/26

Caivs Marivs

1
卒論を書くために参考にした本。パイソンズとポストモダニズムについて書いてあるため、理解するのは難しい、訳ではないが、参考文献はきちんと当たりましょう。パイソンズの面白さは、人々が常識のを破壊という、コメディにとっての普遍的要素を、メディアという舞台で実施したことにある。テレビや新聞の情報というものは、ある種の権威で、”お約束”が確立されているが、パイソンズは、そのお約束を利用して、不可思議な世界を作り上げたのだ。このお約束はテレビというメディアにおいて未だ変わらず、それ故、現代でも通じる面白さを生んでいる

望蜀人

1
いまだに思う。絶対に今のバラエティより面白い。2009/01/30

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