幸せのマニフェスト―消費社会から関係の豊かな社会へ

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  • サイズ B6判/ページ数 344p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784861871528
  • NDC分類 301
  • Cコード C1030

出版社内容情報

多くの人たちが幸せと感じられない原因は関係性の質の悪化だ。そして最も模倣してはならないのが米国だ。欧州各国で翻訳されて好評!誰もが幸せになりたい。だが、多くの人たちが幸せとは感じていない。その根本的な原因は関係性の質の悪化である。そして、最も模倣してはならないのが米国だ。先行研究によれば、消費主義に大きな価値を置く人は、そうでない人と比べて幸福度は低く、不安や苛立ちの諸症状やうつ病の高いリスクを抱えている。さらに彼らはテレビを長時間視聴し、アルコールや薬の摂取量も多く、健康状態も悪い。多くのデータ、多方面にわたる知識・文献・考察から、現代社会の不幸せの原因を探り、解決の方向性を示す。イタリアで出版後、ヨーロッパ各国語に翻訳されて好評を博している。

日本語版への序文



序章 幸福の逆説



第?部 短いマニフェスト

第1章 現代社会の病理

第2章 病の原因――価値観の変化

第3章 病の治療法――関係を豊かにする政策



第?部 米国――模倣すべきではない事例

第1章 米国人がいつも不幸せで、常に長く働かなければならないのはなぜか?

第2章 関係性の悪化が経済成長を生む



第?部 関係の質は何に依存するのか?

第1章 市場、価値、関係性

第2章 欲望の製造――マスメディア

第3章 人間は商品を買うために生まれたのか?

第4章 人間は働くために生まれてきたのだろうか?

第5章 我々はどのような生き物なのだろうか?



第?部 幸せのための政策

第1章 都市生活――関係性の豊かな都市をつくる

第2章 子どものための政策

第3章 広告に対する政策

第4章 民主主義を変える

第5章 働き方をどう変えるか

第6章 健康のための政策

第7章 関係性を豊かにする政策への反論



第?部 2008年の金融危機

第1章 驚くべき米国の消費者の誕生

第2章 防御的資本主義の内部爆発



第?部 関係の豊かな社会は可能だ

第1章 可能な現実の提案

第2章 20世紀は終わった

ステファーノ・バルトリーニ[ステファーノ バルトリーニ]
著・文・その他

中野 佳裕[ナカノ ヨシヒロ]
翻訳

目次

幸福の逆説
第1部 短いマニフェスト
第2部 米国―模倣すべきではない事例
第3部 関係の質は何に依存するのか?
第4部 幸せのための政策
第5部 二〇〇八年の金融危機
第6部 関係の豊かな社会は可能だ
解説 関係の豊かさとポスト成長社会(中野佳裕)

著者等紹介

バルトリーニ,ステファーノ[バルトリーニ,ステファーノ] [Bartolini,Stefano]
1959年生まれ。イタリアのシエナ大学政治経済学・統計学部准教授。ロバート・パトナムの社会関係資本の研究に影響を受け、経済成長と開発が先進社会の幸福度、社会関係、生活環境に与えるさまざまな影響を分析する研究をイタリアで牽引している

中野佳裕[ナカノヨシヒロ]
1977年、山口県生まれ。研究者。PhD。専門は社会哲学。社会発展の思想と倫理を問い直す研究を行っている。2011年4月から2018年3月まで国際基督教大学社会科学研究所(ICU SSRI)の助手・研究員として勤務。明治学院大学国際平和研究所(PRIME)研究員、上智大学グローバルコンサーン研究所(IGC)客員所員も兼任。2018年4月より早稲田大学地域・地域間研究機構次席研究員(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

FUJI燦々

4
新聞の書評で見かけてから、気になっていた本。読んで良かったと思わせる内容だった。消費主義・浪費主義を捨てて関係を重視していく社会を目指す。実際にこの著者の理想とする方向へと社会全体が向かう事は結構困難だとは思うが、現状においてもそれに近い潮流は出現しつつあるように思う。私自身もその潮流に乗り、かつ創り出す1人でありたいと思った。2018/12/06

まめタンク

3
2020年198冊目。2020/07/27

akihit_

3
生活水準、経済力が上がっているのになぜ幸せを感じないのか、という疑問に答えてくれる一冊。 広告規制は日本にも必要と感じるし、考えてみれば幸福度よりも経済力を重視していること自体不思議だ。だがここに書かれていることが全て正しいとして、経済的豊かさを追うのはやめて、内発的動機にもっと耳を貸すべきと訴えたところで日本が果たして変われるだろうか。鬱屈した気分にもなるが個人レベルでも消費社会を疑ってみる視点を持つのは大事かなと。2019/02/17

beirain

1
著者があまり馴染みの無いイタリアの経済学という事で興味を持って手に取ったが兎に角自分にとっては難解だった。 この手の本もスラスラと読めるくらいの知識と集中力が欲しいものだけど。2021/05/30

ソフトバンク

1
アメブロに書きました。 https://ameblo.jp/softank/entry-12429994430.html2018/12/07

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