地域を支える農協―協同のセーフティネットを創る

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地域を支える農協―協同のセーフティネットを創る

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  • サイズ B6判/ページ数 256p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784861871450
  • NDC分類 611.6
  • Cコード C0036

内容説明

共済・医療・食と農…。住民の事業と生活を守る総合農協の意義を考えてみよう。

目次

序章 本書をまとめた背景(新自由主義的政策のもとでの「農協改革」;各国が評価する協同組合;本書の特徴と構成)
第1部 グローバル化の進展のもとでの農協解体攻撃(農業協同組合の特質と「農協改革」の問題点;全農「株式会社化」の意味するもの―オーストラリアにおける酪農協同組合「改革」の顛末に学ぶ)
第2部 地域におけるセーフティネットと農協―総合農協における「総合性」の根拠(農協の総合的な事業展開は存続できるか―共済事業とセーフティネットの再構築;都市農協の重要性と准組合員問題―横浜農協における「農的事業」展開の事例から;地域インフラを支える農協―厚生連と佐久総合病院;離島の農協が取り組む移動信用購買車事業―山口大島農協)
第3部 各地域・分野における農協・協同活動の重要な役割(食料基地・北海道の農協の総合力;兼業化が進む稲作単作地帯の農協の存在意義;酪農制度改革と指定生乳生産者団体;地域における家族農業の重要性と協同性―中山間地域を中心に;再生可能エネルギー事業=小水力発電を展開する農協)
終章 明日の私たちを支える農協であるために(制度としての農協と「農協改革」;農協の新たな方向性)

著者等紹介

高橋巌[タカハシイワオ]
1961年生まれ。狭山市農協、(社)中央酪農会議、(社)農協共済総合研究所を経て、日本大学生物資源科学部食品ビジネス学科教授。専門:農業経済学、地域経済論。農・食・地域経済とこれらに関連する問題を中心に、経営組織論の手法も取り入れ、内発的地域開発視点による調査研究を行う。近年は、地域の農業生産基盤と内発性を解体する原発などの環境破壊や、TPPをはじめとする自由貿易原理主義に対抗するオルタナティブに言及している(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

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hisayparrish

1
「農協改革」の問題点がよく分かった。熱い思いが伝わってくる。日本の農業政策において、何に価値を置くのか、何に価値を見いだすのか、見いだすべきなのか、真剣に考えるときがきていると思う。2018/04/22

まめ

0
農協についての知識が足りない状態でも分かりやすくサクサク読むことが出来た。地域により農協の形態や存在感に大きな差があり、かなり柔軟な対応が求められていることが分かった。以前は農協について漠然とマイナスのイメージを抱いていたが、中立な立場で見ることができるようになった。2022/02/14

学生

0
地域を支える農協は、農協に対してのイメージが大きく変わるきっかけとなる1冊になった。地域を支える農協は、様々な視点から農協について書かれている。そのため、読むことで、自分が持っている農協に対してのイメージや考えと比較しながらより深く考えたり、また、学ぶことができるのではないだろうか。2022/02/14

N

0
正直いまいちどのような事業を行っているのかあまり知らなかった農協について知ることができた。地域によって農協の存在意義が大きく異なることを知り、特に山口県の移動信用購買車や佐渡のガソリンスタンドの話は印象的だった。なんとなくプラスの印象しかなかった農協だが、この本を読み、プラスとマイナス両方の視点から捉えるようになった。2022/02/14

きいちょん

0
私は今まで、農協は農家にとって良いイメージを持っていませんでしたが、この本を読み、私が考えていた事よりも多くの政策を地域の方目線で考えて行っている事に気付きました。例えば、高齢化や過疎化が著しい離島などで、住民の為の購買者を走らせるなど、住民に寄り添った事業は素晴らしいものだと感じました。2022/02/14

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