震災復興が語る農山村再生―地域づくりの本質

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震災復興が語る農山村再生―地域づくりの本質

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  • サイズ B6判/ページ数 269p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784861871191
  • NDC分類 318.6
  • Cコード C1036

出版社内容情報

中越地震(新潟県)の被災地は住民主体の地域づくりで甦った。そのプロセスは東日本大震災の復興、全国の農山村再生のモデルケースだ

新潟県の中越地震から10年。復興の過程で、住民が主体となった地域づくりへの取り組みが着実に進み、集落は元気になり、若者たちが移住した。それは、全国の農山村・中山間地再生のモデルケースである。

プロローグ 農山村を襲った地震――人口減少社会の扉を開けた震災
第1章 震災復興に立ち向かった10年――なぜ「地域づくりの本質」が見えたのか
(1)小さな声を復興の大きな流れへ
 (2)地域復興支援員という試み 
 (3)復興はどこまで進んだのか
第2章 復興のすごみ、奥深さ
 (1)限界集落から奇跡の集落へ
 (2)人が減っても暮らし続けるための環境をつくる 
 (3)大学生の畑づくりから始まった
 (4)震災前から積み重ねた社会の波を泳ぎ切る術
 (5)超進化した村人
第3章 震災復興から新たに生まれたもの-
(1)新たな自治の可能性
(2)担い手確保への挑戦
(3)オンナショ2.0――女性が活躍する時代
(4)復興が生んだ農山村ビジネス
第4章 震災復興が語る「地域づくりの本質」――震災復興から地域づくりへ
(1)地域づくりの足し算と掛け算
(2)専門家ではない支援者が地域を変える
(3)取り組みの積み重ねで生まれる共通認識
(4)移住・定住が地域づくりの目的ではない
(5)個人を開き、集落を開き、地域を開く

【著者紹介】
稲垣文彦
1967年生まれ、新潟県長岡市出身。(社)中越防災安全推進機構復興デザインセンター長。集落支援員・地域おこし協力隊の研修を担当。市民協働のまちづくりに力を入れている。

内容説明

新潟県の中越大震災から10年。住民主体の地域づくりが着実に進み、集落は元気になり、若者たちが移住した。それは、人口減少社会の新しい扉を開けた、全国の農山村・中山間地再生のモデルケースである。

目次

第1章 震災復興に立ち向かった10年―なぜ「地域づくりの本質」が見えたのか(小さな声を復興の大きな流れへ―ボランティアからすべてが始まった;地域復興支援員という試み―全国初の人的支援制度 ほか)
第2章 復興のすごみ、奥深さ―集落が変わった(限界集落から奇跡の集落へ―十日町市池谷・入山集落;集落は復興した―長岡市(旧山古志村)池谷集落 ほか)
第3章 震災復興が生み出したもの(新たな自治の可能性―集落を超えた地域づくりの枠組み;担い手確保への挑戦―イナカレッジの意義 ほか)
第4章 震災復興から地域づくりへ(地域づくりの足し算と掛け算―コンサルタント主導の地域づくりの間違い;専門家ではない支援者が地域を変える ほか)

著者等紹介

稲垣文彦[イナガキフミヒコ]
1967年生まれ。中越防災安全推進機構復興デザインセンター長

小田切徳美[オダギリトクミ]
1959年生まれ。明治大学農学部教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

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壱萬参仟縁

24
ガバナンスとは統治。ガバメントとは政府が上からの法的効力のある統治システム(28頁)。地域復興支援員:全国初の人的支援制度(34頁~)。集落存続の5つの柱:①消費者と直接つながる農業、②本音の付き合いでイベント交流、③エコツーリズムを活用し、収入源とすることで保全、④生活できる条件づくり、⑤小さな農村が向き合っているものは日本農業の問題そのもの(74頁~)。Iターン留学イナカレッジのコンセプトは、実践型×地域学=暮らしの基盤の創造をもたらす(171頁)。2015/05/31

Mihoko Arai

0
来週の出張前に、ということで遅ればせながら読みました。東北の復興に関わる仕事をしていながら、中越地震のことを自分ごととして捉えられていませんでした。地域づくりの意味、東北で培ったことをどのように次につないでいくのかなど、これからの関わりの中で掴んでいきたいと思います。2015/08/15

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