内容説明
人びとの暮らしを見つめその思いを写した33年。インドネシアを中心に東南アジアで撮った数万点の中から326枚を選び、思いの一端や写真の背景の物語を綴ったフォトエッセイ集。
目次
プロローグ 33年の夢
いちばの風景
農村を歩く
乗り物の世界―ベチャとタクシー運転手と
エビとナマコと南海産品と
海と船に魅せられて
国家・国軍・国境を考える
ODA―3つの現場から
開発最前線の風景
トゥーリズム考〔ほか〕
著者等紹介
村井吉敬[ムライヨシノリ]
1943年千葉県生まれ。1966年早稲田大学政経学部卒業。1975~77年インドネシア国立パジャジャラン大学留学。1978~2008年上智大学教員。現在、早稲田大学アジア研究機構教員、アジア人権基金共同代表、APLA(Alternative People’s Linkage in Asia)共同代表。専攻、東南アジア社会経済論(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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Carlos
22
写真は興味深かったけど読みづらかった。2020/08/25
midnightbluesky
2
写真資料豊富。ODAへの疑問提起、戦争・紛争問題等、初心者にもわかりやすく解説。2009/08/10
Akihiro Nishio
0
どこかで必読本としてあげられていたので読んだ。著者は国際開発の領域では著名な学者であり実践家であるようだが、この本は専門書ではなく、随筆というか紀行文のようであった。著者が東南アジアと関わった30年の思い出が語られるので、興味深く楽しく読むことができたが、読まなければならない本ではなかった。2012/05/01