内容説明
戦後、焼土のなかで青空保育が各地で展開されたが、高度経済成長期にほとんど消滅した。しかし、本書の舞台・鎌倉では1985年から続けられ、利益に走る早期教育業界と、外遊びを失ったいまの子どもの成長に、大きな一石を投じている。
目次
第1章 子どもが育つ(生きものとのふれあい;五感が磨かれる;残さず食べる ほか)
第2章 親が育つ(なかよし会の朝;母がいないと子どもが伸びる;保育当番で親が育つ ほか)
第3章 社会とかかわる(保育の拠点を守る;地域の子育てのモデル;卒会後の母の旅立ち)
第4章 のびのび育った子どもたち
著者等紹介
相川明子[アイカワアキコ]
フリーライター、産休代替保育者を経て、1985年に青空保育なかよし会を創設。現在、青空保育なかよし会専任保育者。NPO法人山崎・谷戸の会事務局長(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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