内容説明
安全な食材、いただきま~す。食糧自給率、アップしちゃいます。仕事のストレス、減りますよぉ。作物を育てる喜び、たまりません。「半農半X」はいいこといっぱい。半農半XのこころAtoZ~26のキーワード。
目次
プロローグ 大地と暮らせば、種を播けば、すべてよし
「小さな農と天職」によるレボリューション!
農を楽しみ、X=天職を楽しむ―私たちの半農半X
半農半Xアンケート調査
半農半Xの新芽が出た!
大好きな仕事と土のある暮らしに幸せがある―塩見直紀meets加藤登紀子、Yae
「半農半X」のここが聞きたかったQ&A
半農半Xお役立ち情報
著者等紹介
塩見直紀[シオミナオキ]
1965年、京都府綾部市生まれ。半農半X研究所代表。1995年から、21世紀の生き方、暮らし方として、「半農半X」というコンセプトを提唱(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
たまきら
42
読み友さんの感想を読んで。あっ、知人が登場していそうだなあ…と手に取ったら、案の定。面白いな。とはいえ、2011年の地震~原発事故のあと、また皆さん遠くに避難されたりしているので近況はわからない知人も多いんですよね…。Xという言葉にはちょっと違う反応をしてしまうTwitterユーザーなのでした。イーロン・マスクめ…。2023/07/26
さっちも
14
「あぁぁー、ここの畝が雑草でびっしり覆われてしまってる!!」とか1人で畑で仰天してると、自分が種まきした春菊がびっしりと密集して育っていたりする。畑は予期せぬことだらけで、思った以上の成果が現れたり、ただの徒労に終わったりと、投資とリターンが予測の範疇にない。人工的社会の対極にあるから面白い。そして、現代を生きる上で良い息抜きになる。土をいじると自分の中の毒素が抜けていくような気分になる。自分ができる範囲で、やりたいように、今の生活にプラスして農業してみる事は、望外の喜びを生むかもしれない。2023/06/01
い
4
『半農半Xという生き方』の副読本として、最適な一冊である。各地の半農半Xの実例を挙げている。半農半Xは地方でスローライフをする人が多いイメージだったんだけど、千葉辺りでやっている人も多いのが驚き。様々なXの形や農地の規模が非常に参考になる。Xに稼ぎはなく、ほぼ全農になっている人もいたが、半農半Xとは割合ではなく、人生の頼れるものの在り方だと思う。「小さな農」でも、人生を大きく豊かにしてくれるのだろう。2023/12/23
バーベナ
2
この本に「出会うべき時期」があるんだろうな。心が緩やかに半農半Xの生き方に傾いてきている。2010/08/06
yama
1
半農半Xには、自給しながら社会とつながる、という意味合いがあることを初めて理解した。「こうゆうの」いいなーと思う気持ちと共に、何を甘いことを…みたいな気持ちもあって、やや葛藤したというのが正直な気持ち。しかし、実際にやっている人たちのことばの端々には、長期的視点でのシビアな危機感のようなものが感じられて、この本は2007年発行だけど、そうゆう動機的な部分は、むしろいまも高まっているということは確実だと思う。2012/05/31