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内容説明
20代で中国に魅かれ、鉄道会社で働きながら日中友好協会の活動に参加していた筆者は、そこで知り合った中国人のカミさんと一つ屋根の下で暮らすようになった。異文化同士が触れ合う山あり谷ありの日々の中での出来事などをまとめ、東京都日中友好協会機関紙「日本と中国」に18年間、110回にわたって連載した大人気コラム「うちのカミ讃」から40余編を抜粋し待望の書籍化!小さな家族の単位から見た日中関係史とも言える一冊。
目次
長男の誕生
入管からみえる日本
カミさんの日本名を考える
出産―夫婦それぞれが抱く不安
おんぶという“日本文化”で育てる
昔とったきねづか
文化大革命下の生活
中国人の妻をもつ者の切実な共鳴
カミさんのふるさとへ
「シナの娘」の痛み
老舎が愛した北京
日中平和友好条約は誇るべき宝である
「渡来人」と重なる家族
聶耳のこと
加害と被害の差
加害の島・大久野島
旅順に入った日
カミさんの国籍変更手続きへ
激動の時代を生きて
長男入学式―国歌に思いを馳せる〔ほか〕
著者等紹介
滝口忠雄[タキグチタダオ]
日本写真協会会員、国鉄写真連盟会員。1946年東京生まれ。1964年日本国有鉄道(国鉄)に就職、翌1965年より電気機関車乗務員として過ごす。2008年JR貨物退職。1970年頃日中友好協会目黒支部入会、1984年東京都日中友好協会青年部事務局長。1988年同退任。東京都日中友好協会常務理事、2015年同退任。1992年、中国人と結婚(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。