内容説明
本書は、「ハイブリッドライスの父」と呼ばれた、革新的なイノベーションによって世界中に大きな影響を与えた中国稲作研究の第一人者袁隆平の伝記である。その生涯と研究活動を、数多くの写真とともに振り返る。
目次
第1章 教育を尊ぶ、優れた家柄
第2章 困窮と流浪、波乱の幼年期
第3章 勉学に励み、頭角を現した青少年期
第4章 教学相長ず、悔い無き青春時代
第5章 未知を探求し、未来を見通す
第6章 共に手を取り、大事を成す
第7章 「南繁北育」、難関に挑む
第8章 挑戦と奮闘、止まらぬ探求
第9章 世界に比肩し、広まる名声
第10章 平和の種まき、世界を幸せに
第11章 初心を忘れず、「三農」を案ずる
第12章 国の重宝、尊き勲功
第13章 先人の知恵を受け継ぎ、教育を重んじる
第14章 溢れる才気で、科学研究へ取り組む
第15章 華々しく栄誉を重ね、心静かに遠きを致むる
第16章 「袁隆平星」永遠に光り輝く
付録
著者等紹介
辛業芸[シンギョウゲイ]
湖南ハイブリッドライス研究センター研究員
毛昌祥[モウショウショウ]
広西省農業科学院研究員
王精敏[オウセイビン]
国家ハイブリッドライス工程技術研究センター専属カメラマン
段景子[ダンケイコ]
翻訳出版家。1989年北京から来日。1996年より日本僑報社創立に参加。テンプル大学日本キャンパス、日本女子大学の教員などを経て、2004年より日本僑報社取締役社長。2008年より日中翻訳学院事務局長。2012年日中著作権代理センターを設立など、日中両国の出版界交流の促進に尽力する。高知県立大学大学院にて博士(社会福祉学)学位を取得。広島大学特命教授、立教大学共生社会研究センター研究員、中国・開澤弁護士事務所日中著作権センター高級顧問などを兼任
田中悦子[タナカエツコ]
東京外国語大学外国語学部中国語学科卒。日中翻訳学院「高橋塾」で翻訳を学んだ。フリーランスの中日翻訳者(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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