内容説明
「改革開放」の核となったのは、〓小平を筆頭とするリアリスト指導集団であった。本書は膨大な文献資料と国内外のデータに基づいて、〓小平時代の思想および政治闘争・政策の変遷と経済発展の軌跡を詳述し、徹底的に分析・論評・解明する待望の集大成。
目次
第1章 興隆する中国と改革開放
第2章 改革開放の国際的背景と初期条件
第3章 改革への政治的準備(一九七六~一九八一年)(上)
第4章 改革への政治的準備(一九七六~一九八一年)(下)
第5章 農村の改革と発展(一九七七~一九九一年)
第6章 都市の経済体制改革
第7章 経済発展及びその戦略的選択
第8章 政治体制改革の理論と実践(一九八二~一九八七年)
第9章 「八九」政治動乱
第10章 主な評価と基本的な総括
著者等紹介
胡鞍鋼[コアンコウ]
1953年4月27日生まれ。清華大学人文社会科学院上席教授(資深教授)、公共管理学院教授、清華大学国情研究院院長。中国経済50人フォーラムメンバー。中国トップレベルの国家政策決定シンクタンクである清華大学国情研究院の首席専門家として、1985年以来、現代中国研究と国家政策研究に従事するかたわら、中国改革開放の実践に深く関与し、現代中国の知識理論体系構築に寄与してきた。中国の長期発展戦略研究に一貫して専念するとともに、国家五カ年計画専門家委員会に度々参与し、マクロ政策決定において有効なコンサル活動を担う。中国国情研究分野において、国内外ともにその影響力が重要視されている。国内外において、多数の中国研究学術専門書を出版した。国情研究に従事して30年来、上梓した単著・共著・編著及び外国語著書は100冊を超える。「中国国家自然科学基金委員会傑出青年基金奨励金」、「中国科学院科学技術進歩賞一等賞」(2回受賞)、「第9回孫冶方経済科学論文賞」、「復旦管理学傑出貢献賞」など多数受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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