内容説明
習近平体制が確固たる基盤を確立する中、一方では新産業革命の旗印の下、シェア経済やキャッシュレス社会の構築を全面的に推進し、そこからさらに様々な新しいビジネスを生み出している中国。同時に伝統文化の再認識、再構築をバックに、一帯一路を追い風として2035年を目標に『中国の夢』を実現しようという中国。本書は、中国を代表する新聞「人民日報」から、最新の情報や用語を含む最近1年間の記事を厳選し邦訳、中国を見つめる深く総合的な視点と、歴史に根ざした文化的視点で多面的に中国を読み解く。日中関係のみならず、世界情勢を読み解く一助に。
目次
第1部 中国と世界(日本と中国;海外進出 ほか)
第2部 都市と農村(国内地域の発展;市民生活 ほか)
第3部 社会秩序とモラル(法治;モラル ほか)
第4部 生活と文化(交通;ITの普及 ほか)
第5部 健康生活(環境;保健・医療 ほか)
著者等紹介
三潴正道[ミツママサミチ]
1948年生まれ。東京外国語大学大学院修了。現在麗澤大学外国語学部客員教授、NPO法人日中翻訳活動推進協会(而立会)理事長、(株)グローヴァ・研修事業部顧問。時事中国語・日中異文化コミュニケーションの専門家。企業の中国研修講師として広く活躍(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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