内容説明
日本僑報社は、日中国交正常化45周年の節目の年に当たる2017年、これを記念して、日本の中国留学経験者を対象とした第1回「忘れられない中国留学エピソード」コンクールを開催しました。本書には入賞作を含め計48本を収録。いずれも経験者以外あまり知られていない中国留学の楽しさ、つらさ、意義深さ、そして中国の知られざる魅力などを紹介するユニークな作品の数々です。これをより多くの方々、特に若い世代の皆さんに伝えたいと思い、日中対訳版としてまとめました。心揺さぶる感動秘話や驚きの体験談など、リアル中国留学模様をお届けします!
目次
特別寄稿(私にとって中国留学とは何だったのか?;留学の思い出は貴重な「宝」)
一等賞(10名)(解き放たれた時;活到老 学到老 ほか)
二等賞(15名)(病床で垣間見た老百姓の暮らし;「嘘も方便」 ほか)
三等賞(20名)(互相理解 共同迸歩;私の初旅行 ほか)
特別掲載(老人留学日記)
著者等紹介
段躍中[ダンヤクチュウ]
日本僑報社代表、日中交流研究所所長。1958年中国湖南省生まれ。有力紙「中国青年報」記者・編集者などを経て、1991年に来日。2000年新潟大学大学院で博士号を取得。1996年日本僑報社を創立。以来、書籍出版をはじめ、日中交流に尽力している。2005年から日中作文コンクールを主催。2007年8月に「星期日漢語角」(日曜中国語サロン)、2008年9月に出版翻訳のプロを養成する日中翻訳学院を創設。1999年と2009年の2度にわたり中国国務院の招待を受け、建国50周年・60周年の国慶節慶祝行事に参列。2008年小島康誉国際貢献賞、倉石賞を受賞。2009年日本外務大臣表彰受賞。北京大学客員研究員、湖南大学客員教授、立教大学特任研究員などを兼任(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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