内容説明
アヘン戦争に始まる中国の近現代の145年の歴史上で活躍した中国で初めて刊行された新聞『循環日報』の記者王韜に始まる400人の中国を象徴する名記者たちを記録するシリーズの第二巻。20人の記者の伝記を収録した。
目次
鑑湖の女傑―秋瑾(1875‐1907)
才知の記者―包天笑(1876‐1973)
四つの素早さを持つ記者―陳其美(1878‐1916)
「冷血」な時事評論家―陳景韓(1878‐1965)
革命の元老記者―于右任(1879‐1964)
五四運動の総司令官―陳独秀(1879‐1942)
女性記者の先駆け―康同薇(1879‐1974)
新聞界の重鎮―史量才(1880‐1934)
嶺南報道界の英才―鄭貫公(1880‐1906)
ペンによって一人立つ―章士〓(しょう)(1881‐1973)
革命家にして記者―宋教人(1882‐1913)
直言居士―邵力子(1882‐1967)
革命新聞の元勲―馮自由(1882‐1958)
ニュースレポートの開拓者―黄遠生(1885‐1915)
新文化運動の大衆指導者―高一涵(1885‐1968)
比類なき逸材―朱執信(1885‐1920)
民国初期の俊才―徐凌霄(1886‐1961)
勇気ある辣腕家―邵飄萍(1886‐1926)
詩と酒を愛した文豪―葉楚〓(そう)(1887‐1946)
一代論宗―張季鸞(1888‐1941)
著者等紹介
柳斌傑[リュウヒンケツ]
1948年生まれ。中国社会科学院研究生院哲学系卒。清華大学新聞与伝播学院院長、中華人民共和国国家新聞出版広電総局新聞出版総署署長、国家版権局局長、中国共産党第17回中央委員会委員
李東東[リトウトウ]
1951年生まれ。中国社会科学院大学院新聞系卒、中国作家協会会員。中国新聞文化促進会第6回理事会理事長、全国政治協商会議委員
加藤青延[カトウハルノブ]
NHK解説委員。1978年NHK入局。香港支局長、北京支局特派員、東京国際部デスク、北京支局長、東京アジアセンター副部長を歴任。中国総局長などを経て、2006年より現職
黒金祥一[クロガネショウイチ]
1981年、京都府に生まれる。立命館大学文学部で中国文学を学び、卒業。やまねこ翻訳クラブ会員。第5回「翻訳新人賞」受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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