内容説明
おばあさんからお母さん、子どもたちへ。愛され続ける中国抒情漫画の巨匠。抒情漫画、文学、随筆、散文、美術音楽教育、日本古典文学の翻訳。多彩な作品の中から庶民にもっとも親しまれてきた児童文学を収録。
目次
網を切る
徐々に
子どもたち
一人暮らし
子どもから教えられたもの
天の文学
ある晩の東京での出来事
床板
姓
子どもの頃の思い出〔ほか〕
著者等紹介
豊子〓[ホウシガイ]
1898‐1975。1898年、中国浙江省生まれ。近代中国を代表する芸術家で、文学者、漫画家、美術音楽教育者、翻訳者など多彩な顔を持つ。日本との関係は深く、1921年に日本へ留学した際、竹久夢二と親交を持ち、後の『子〓(がい)漫画』の基礎となる画風を培った。また『草枕』や『源氏物語』の中国語訳を手がけるなど日本文化を中国に紹介した人物として知られている。よき父親としても有名で、子供の純粋な感性を愛し、多くの子供向け文学作品の他、自身の子供に対しても愛情に満ちた随筆を残している
東滋子[ヒガシシゲコ]
北九州市立大学外国語学部中国学科卒業。北京大学留学を経て、翻訳に携わる。中国語通訳案内士。日中翻訳学院武吉塾修了(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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