内容説明
煌びやかなネオンに照らされた巨大なブティックが並び立ち、着飾った若者たちがスマートフォン片手に街を闊歩する。市民は株取引に熱狂し、行き場を無くしたマネーはあらゆるものを投機の対象とした…。中国が作り上げた世界に類を見ない社会主義の世界。「眠れる獅子」と言われ続けてきた中国が遂に目覚め、世界の表舞台に躍り出る。先進国からは突如出現した巨大市場として注目され、発展途上国からは新たな成功のモデルとして研究される中国。本書は日本人には決して書けない「中国発展メカニズム」を示す。
目次
序章 中国現代化の幕開と歴史的選択
第1章 中国の特色ある社会主義経済―その発展とモデル
第2章 社会主義「和諧社会」の建設
第3章 中国の特色ある政党制度
第4章 国家の復興と中国外交
終章 中国の道の特色、国際的影響、その未来
著者等紹介
程天権[テイテンケン]
中国人民大学教授。中国現代政治、教育制度、法制史の専門家であり、多くの国際会議において中国側代表も務める。中国統一戦線理論研究会副会長、第11回全国政協委員などを歴任
中西真[ナカニシマコト]
1968年兵庫県に生まれる。1992年明治大学を卒業後、住宅機器メーカーに勤務。2013年退職し、2年間の準備期間を経て2015年から本格的に翻訳家としての活動を開始、日中翻訳学院「武吉塾」を受講現在に至る。主な受賞歴はNHK World Chineseパーソナリティー大会優勝(2014年)、日中友好協会中国語スピーチコンテスト東京大会弁論の部優勝(2014年)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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