出版社内容情報
歌人にして国文学界の泰斗による現代語訳。作品の叙事と抒情、気品を保ち柔らかな雰囲気を残す逐語訳と、和歌や平安時代の風俗・習慣への徹底した註釈で、『源氏物語』の世界を深く理解する。五十四帖を全四巻にまとめて刊行。
装画・全帖挿画:梶田半古
《2024年NHK大河ドラマ「光る君へ」関連書!》
【第一巻】
『源氏物語』解説(窪田空穂)/桐壺/帚木/空蝉/夕顔/若紫/末摘花/紅葉賀/花宴/葵/榊/花散里/須磨/明石
【第二巻】
澪標/蓬生/関屋/絵合/松風/薄雲/槿/少女/玉鬘/初音/胡蝶/蛍/常夏/篝火/野分/行幸/藤袴/真木柱/梅枝
【第三巻】(2023年7月刊行)
藤裏葉/若菜 上/若菜 下/柏木/横笛/鈴虫/夕霧/御法/幻/雲隠/匂宮/紅梅/竹河
【第四巻】(2023年9月刊行)
橋姫/椎本/総角/早蕨/宿木/東屋/浮舟/蜻蛉/手習/夢浮橋
内容説明
歌人にして国文学界の泰斗による現代語訳。作品の叙事と抒情、気品を保ち柔らかな雰囲気を残す逐語訳と、和歌や平安時代の風俗・習慣への徹底した註釈で、『源氏物語』の世界を深く理解する。五十四帖を全四巻にまとめて刊行。
目次
澪標
蓬生
関屋
絵合
松風
薄雲
槿
少女
玉鬘
初音
胡蝶
蛍
常夏
篝火
野分
行幸
藤袴
真木柱
梅枝
著者等紹介
窪田空穂[クボタウツボ]
1877年長野県生まれ。歌人・国文学者。本名は通治(つうじ)。東京専門学校(現在の早稲田大学)文学科卒業。太田水穂、与謝野鉄幹、高村光太郎、水野葉舟らと親交を持つ。その短歌は、ありのままの日常生活の周辺を歌いながら、自らの心の動きを巧みにとらえ、人生の喜びとともに内面の苦しみと悩みをにじませて、「境涯詠」と呼ばれる。1920年から朝日歌壇の選者、早稲田大学国文科講師を務める。のちに同大教授となり、精力的に古典研究を行なう。1943年、芸術院会員、1958年、文化功労者。1967年逝去(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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