女たちのレボリューション―ロシア革命1905~1917

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女たちのレボリューション―ロシア革命1905~1917

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  • サイズ A5判/ページ数 170p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784861829369
  • NDC分類 238.07
  • Cコード C0022

出版社内容情報

ソ連成立100年
革命をなしたのは、男たちだけではない。
歴史の忘却から、彼女たちを呼び戻す!

「本書が復権させるのは「例外的な」女性たちの「偉業」の物語ではない、(…)彼女たちは〈99%のためのフェミニズム〉の真の先駆者だ」――ティティ・バタチャーリャ『99%のためのフェミニズム宣言』共著者

レーニンに先んじて、革命に身を投じた姉アンナ含む9人の列伝を収録。

レーニンが一九一七年革命の傑物であったことは間違いないが、革命のあらゆる段階において、そこには彼とともに議論し、理論を組み立て、組織を作った女性たちがいた。レーニンが今も社会主義革命の立役者として罵倒あるいは崇拝の対象となっている一方で、彼の近くにいた女性たちは、これまでずっと陰に追いやられてきた。(本書「序文」より)

内容説明

革命をなしたのは、男たちだけではない。歴史の忘却から、彼女たちを呼び戻す!レーニンに先んじて革命に身を投じた姉アンナを含む9人の列伝を収録。フェミニズムの真の先駆者たち。

目次

第1部 革命の時代(女性たちはどこに;パリのロシア人:「バリケードへ!」;最初の革命家たち:「人民の中へ!」;一九〇五年:「抑圧された者たちの祝祭」;テロ、参政権、社会主義 ほか)
第2部 革命家たちの生涯(アンナ・ウリヤノワ、マリア・ウリヤノワ;ナデジダ・クルプスカヤ;アレクサンドラ・コロンタイ;エレーナ・スタソワ;イネッサ・アルマンド ほか)

著者等紹介

コックス,ジュディ[コックス,ジュディ] [Cox,Judy]
生涯にわたる社会主義作家であり演説家。現在はイーストロンドンで教師をしており、これまでにマルクスの疎外論、ローザ・ルクセンブルクの経済理論、ウィリアム・ブレイク、ロビン・フッドなどについて執筆している

北村京子[キタムラキョウコ]
ロンドン留学後、会社員を経て翻訳者に(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

おたま

32
歴史の内に埋もれていた女性ボリシェヴィキを掘り起こした本。ロシア革命の前から、レーニンと対等に、あるいは独立して活動していた女性ボリシェヴィキがいた。レーニンの姉アンナ・ウリヤノワ、妹マリア・ウリヤノワ、妻ナデジダ・クルプスカヤ、そしてアレクサンドラ・コロンタイ、イネッサ・アルマンド、トロツキーの妹オリガ・カーメネワ等。そして、忘れてはならないのは、彼女たちの指導を受け、あるいは自然発生的にロシア革命に、ボリシェヴィキに参加した名も無き女性たち。その人々をこの書物は復権させようとしている。2023/06/30

Nobuko Hashimoto

22
ロシア革命において重要な役割を担った女性たちに光を当てた本。レーニンよりも早くマルクス主義に目覚め、人々を鼓舞し、組織立てていった女性リーダーたちは、歴史家たちによってレーニンら男性指導者の取り巻き程度におとしめられ、過酷な労働環境、生活不安に異議を唱えた女性たちの活動は、すっかりなかったかのようにされてきた。小さな本だが知らなかった事実や示唆に富み、とても面白かった。2023/05/15

ポルポ・ウィズ・バナナ

4
まず装丁が良い。見返しの深い赤色の紙が良い。「人間が2人、通りを歩いているのが見えたと思ったら男1人とその妻だった」という社会になってしまうと、近代市民性の獲得が困難なのでは無いかと思ってしまうが、そんな中からコロンタイのような急進的な自由恋愛論者や、赤軍をアジテーションし自らも軍を率いたボッシュが出てくるのは「足腰」の強さを感じる。でも、じゃあ振り返って現在のロシアを見ると体制は保守化してるし、とにかく振れ幅がエグいよなあ。オールドボリシェビキ女性もまた軒並み粛清されてんのもスターリンすげーよな。2023/02/11

土偶

3
女性を革命の添え物に扱ってきた権力者や歴史家の重大な過ちのせいで、見落とされ改竄された歴史。アレクシエーヴィチの著作で赤軍での女性たちに初めて触れたのに続き、その前を生きた革命に身を投じた女性たちのこと。 前半はテーマごとにおける19世紀に生まれたオールドボルシェビキの女性たちの役割、後半はキーになる人物の紹介。ただ残された文献資料の少なさでクルプスカヤやアルマンド中心に書かざるを得ない現実。 このテーマは今後どのように扱われるか、ロシア国内ですら絶望的でもあるが。 2024/08/02

KocmocKocma

2
不屈の本棚⑧2023年3月 『令嬢たちのロシア革命』より十余年、革命運動の記録の蔭に追いやられがちな(男性たちの付属物のような扱いになりがちな)女性革命家たちについての書籍。例えばレーニンの長姉アンナは、レーニンや刑死した兄アレクサンドルに先んじて革命運動に身を投じており、レーニンら兄弟に影響されて革命家になったわけではないのだ。『令嬢たちのロシア革命』を再読したくなる。2022/03/10

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