鶴見俊輔、詩を語る―聞き手:谷川俊太郎・正津勉

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鶴見俊輔、詩を語る―聞き手:谷川俊太郎・正津勉

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  • サイズ 46判/ページ数 208p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784861829222
  • NDC分類 902.1
  • Cコード C0095

出版社内容情報

出鱈目の鱈目の鱈を干しておいて
夜ごと夜ごとに
ひとつ食うかな

谷川 〔詩は〕やっぱりフッと出てくるんですか、なんにも考えないで。
鶴見 そう。これから仕事しようとかそういうのじゃなくて、フウッと出てくるというものが詩になっているわけ。

「俊」の一字に結ばれた詩人と、元教え子の詩人を相手に、縦横無尽に詩を語る。
鶴見俊輔生誕百年に甦る、幻の鼎談!


 鶴見俊輔、生誕百年。できのよくなかった「へんな生徒」に何事かできることはないか。そこで思い出されたのが筐底の稿だった。あらためて目を通しかさねて読むほどに思いをつよくした。これをこのまま眠らせて置いてはいけない。すぐさま谷川さんに相談してみると、まったくの同意見であった。というしだいでこの稿が日の目を見ることになった。
「歌学の力」と。初出誌にそう表題された。透徹の目だ。ここには鶴見俊輔が長年にわたって、詩に込めてきた深い思いのほど、あまさず存分に吐露披歴されている。できうるなら多くの方の手に取られたくある。
(本書・正津勉「後書」より)

内容説明

「俊」の一字に結ばれた詩人と、元教え子の詩人を相手に、縦横無尽に詩を語る。鶴見俊輔生誕百年に甦る、幻の鼎談!

目次

歌学の力(詩集『もうろくの春』;エリセーエフは私より日本語がうまかった;人間語→生物語→存在語;出鱈目の鱈目の鱈を…;詩の話 ほか)
鶴見さんの詩心をより深く知るためのアンソロジー(選集の編者 正津勉;鶴見さんは、詩人である;天野忠;新平の漢詩;退行計画―抄 ほか)

著者等紹介

鶴見俊輔[ツルミシュンスケ]
1922‐2015。東京生まれ。哲学者。東京高等師範附属小学校卒業後、十代で渡米し、42年、ハーヴァード大学哲学科卒業。同年、日米交換船で帰国後、海軍バタビア在勤武官府に軍属として勤務。46年、都留重人、鶴見和子、丸山眞男らとともに雑誌『思想の科学』を創刊。60年、市民グループ「声なき声の会」を創設、65年、べ平連に参加。京都大学助教授、東京工業大学助教授、同志社大学教授を経て、七〇年代以降は教職に就かず、在野の哲学者として過ごす

谷川俊太郎[タニカワシュンタロウ]
1931年東京生まれ。詩人。第一詩集『二十億光年の孤独』(1952年)の刊行以降、詩と並行して絵本、翻訳、脚本等、ジャンルを超えて活躍。『日々の地図』(読売文学賞)、『シャガールと木の葉』(毎日芸術賞)、『詩に就いて』(三好達治賞)など、著書多数

正津勉[ショウズベン]
1945年福井県生まれ。詩人・文筆家(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

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yutaro sata

31
鶴見さんのスタンスというか、好きな人だな、と感じた。対談は存在語の辺りが面白く、アンソロジーは退行計画が一番良かった。2022/08/24

フリウリ

1
●個人個人が自分型の辞書を作る必要性p35●自分が昆虫になって手作りの杖で山を歩く(今西錦司)p63●問題は自分の生き方、考え方のほころびにどう対応するか。哲学者は無矛盾で一つの言葉を作らなきゃいけないという考え方に囚われると、詩とは違うところに行くp79●野上弥生子、中勘助、田辺元p92●私の繊細な日本語は私の下手な英語で表現できない(梅棹忠夫)p104●志賀直哉の心霊的な能力、運動能力、勘。それらを隠す人p111●外国語は自分が統制できるスピードでしゃべるのが一番いいp121 7 2023/01/21

NAGISAN

0
日本の文壇・思想界を形成してきた巨星の名がバンバンでてきて、うらやましくなった。裏返すと、近年はそういう人がでてこない証左。書名と内容はやや異なる。2022/11/23

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