出版社内容情報
戦争回避に全力を尽くしたアメリカ人の妻を持つ日本人外交官。
そして日米の血を受け継いだ子どもたち――。
歴史の激流に翻弄された外交官一家の過酷な運命を描いた歴史長篇。
「加賀乙彦全長編小説」(全18巻)第一回配本。
内容説明
戦争回避に全力を尽くしたアメリカ人の妻を持つ日本人外交官。そして日米の血を受け継いだ子どもたち―歴史の激流に翻弄された外交官一家の過酷な運命を描いた歴史長篇。
著者等紹介
加賀乙彦[カガオトヒコ]
1929年東京生まれ。小説家・精神科医。日本芸術院会員、文化功労者。主な著作に『フランドルの冬』(芸術選奨文部大臣新人賞)『帰らざる夏』(谷崎潤一郎賞)『宣告』(日本文学大賞)『湿原』(大佛次郎賞)『永遠の都』(芸術選奨文部大臣賞)『雲の都』(毎日新聞出版文化賞企画特別賞)ほか(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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たまさぼ
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主人公の外交官・来島平三郎は、日米開戦を避けるため、微かな希望に賭けて渡米する。妻・アリスは、日本陸軍のパイロットとなった息子の健に語りかける:「外交官の家は、そして国際結婚の家族は、錨のない船のように国から国へと漂っています」。しかしアメリカ出身の彼女自身は、日本に錨を下した船として夫を助け、日本人として生きようとする。人々が戦争によって引き裂かれる中、アイデンティティとは何か、人種や民族を超えた絆はありうるのかという問いに迫っていく物語。世界が再び戦争の悲劇を目の当たりにしている今、心に響く本でした。2022/07/05
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